ワーホリ中に使えるクレジットカードってなに?
海外でキャッシングする場合におすすめのクレカは?
ワーホリにおすすめの「海外キャッシング向け」クレジットカードを調べました。
膨大なクレジットカードの中から、
ワーホリ向けのクレジットカードを探すのは、まさに『至難の業』です。
選択肢が多すぎて、ぶっちゃけめんどくさいですよね。
今回は、海外キャッシングにフォーカスしてクレジットカードを厳選しました。
ワーホリ中に現金が必要になった際には、クレジットカードで海外キャッシングが便利。
換金所を探す手間なく、ATMで現地の通貨を引き出せます。
すぐにネット返済すれば、手数料もお得になるので、ぜひ記事を読んでみてください。
- 海外キャッシングにおすすめのクレジットカード
- 海外キャッシング向けクレジットカードの選び方
- ワーホリ前に知っておきたい海外キャシングのこと
- ワーホリ中の海外キャッシングが必要なシーン
- 海外キャッシングと外貨両替所の手数料比較
- 海外キャッシングの際に注意しておきたいこと
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ワーホリの海外キャッシングにおすすめなクレジットカード
海外でのATMキャッシングにおすすめなクレジットカードは3つです。
- エポスカード
- ACマスターカード
- セディナカード
- 発行手数料、年会費が完全無料
- VISA、Mastercardに対応
- キャッシングはネットで返済可能
保険も充実している安定のエポスカード
海外渡航者の間では誰もが知っているエポスカード。
海外旅行保険も利用付帯しているので、ワーホリの費用を抑えたい人にもおすすめなカードです。
エポスカードで海外キャッシングした場合には、
ネットバンキングを併用して海外にいながらでも繰り上げ返済が可能です。
キャッシング後すぐにネット返済を完了すれば、わずかな手数料と利息で現地の通貨をゲットできます。
エポスカードはVISAに対応しているので、世界中どこでも使えてワーホリの強い味方ですね。
海外キャッシング特化のACマスターカード
あまり聞き馴染みのないACマスターカードですが、
海外キャッシングにはかなり強いクレジットカードでした。
- 最短即日発行
- Mastercardに対応しているため、海外での利用も可能
- キャッシングはネット返済が可能
- 毎月の利用金額から0.25%が自動でキャッシュバック
- Apple Pay、Google Payに対応
- ポイント制度なし
- 海外旅行保険なし
ACマスターカードは消費者金融であるアコムが発行元です。
「消費者金融」と聞くとあまりいいイメージを待てない方が大半かもしれませんが、信頼性のおけるクレジットカードです。
特に海外キャッシングした際に、ネットで返済できるクレジットカードはかなり少ないため、
ワーホリや留学の際には役立ちます。
海外キャッシング専用として発行するといいでしょう。
種類が豊富なセディナカード
数少ないキャッシングのネット返済ができる会社にセディナがあります。
セディナカードでは「よゆう払い」という機能があり、
キャッシングした分の支払いを繰り上げて返済することが可能です。
返済の際にはPay-easy(ペイジー)を使って、インターネット上から返済可能です。
しかし、一部オンラインバンキングによってはサービスが使えないことがあるようですね。
海外からのサービス利用についても、動作保証をしていないようなので確認が必要です。
海外からお手続きをされる場合、一部お手続きができない場合がございますので、ご了承願います。
インターネットでのご入金(返済)
ワーホリ向け海外キャッシング用クレジットカードの選び方
ワーホリに向けて、海外キャッシング用のクレジットカードを探している。
そんな方におすすめの選び方は以下です。
- 国際ブランドがVISA、Mastercardのどちらかを選ぶ
- 返済の際にはネットによる振り込みが可能
詳しく説明しますね。
ワーホリ中に海外キャッシングしたいならVISAかMastercard
海外のATMでキャッシングするのであれば国際ブランドはVISAかMastercardを選ぶのがベターです。
理由は、海外ではJCBやAMEXなどの国際ブランドを取り扱っている場所が少ないからです。
ここでの「少ない」はVISA、Mastercardと比較した場合です。
比較的に日本人も訪れるような観光地や、大きな都市ではJCBも利用可能です。
しかし世界的なシェアを見てみると一目瞭然で、VISAかMastercardを持っておくのが無難と言えます。
ワーホリ中に海外キャッシングしたら返済はネット振り込みがお得
おすすめのクレジットカードを選ぶにあたって、いちばん重要視すべきなのはキャッシングの返済方法。
紹介する3つのクレジットカードは、いづれも海外キャッシングした後にネットから返済が可能です。
キャッシングの利息を最低限に抑えて、お得に利用できます。
ワーホリ前に知りたいクレジットカードの海外キャッシング
クレジットカードを持ってはいるけれど、キャッシングしたことがない。
海外でキャッシングってできるの?
あまりクレジットカードに馴染みがない方の中には、そんな方も多いかと思います。
僕もクレジットカードについてはあまり詳しくありませんでした。
恥ずかしながら著者が初めてクレジットカードを持ったのは25歳の時です。
海外へ渡航する際に必要になると思い初めて発行しました。
それまでは支払いといえば、ATM振込みか現金払いの二択で、クレジットカードには全く馴染みがありませんでした。
この記事では、クレジットカードにあまり馴染みがない方のために、クレジットカードの基礎的なことも紹介します。
クレジットカードのキャッシングとは
クレジットカードにはATMや金融機関から現金を引き出すことができる機能があります。
これをキャッシングと言います。
クレジットカードでの「キャッシング」はクレジットカード会社から一時的に「お金を借りる」のと一緒です。
借りている期間によって利息が発生し、返済のときに上乗せして支払います。
キャッシングにかかる手数料
キャッシングにかかる手数料は、
- ATM手数料
- 振込み手数料
が主なものです。
ATM手数料は引き出す金額によって変わりますが、どこのクレジットカード会社もだいたい、
1万円以下は「110円」、1万円以上は「220円」となっています。
振込み手数料は、キャッシングしたお金を自分の口座へ入れる場合のみかかります。
キャッシングにかかる利息
利息はクレジットカード会社によって違います。
おおよそではありますが、クレジットカードのキャッシング枠は年率18%のところが多いです。
つまり、借りた金額に合わせて上限18%上乗せして支払わなければいけません。
クレジットカードのキャッシング返済方法について
クレジットカードのキャッシング返済方法はいくつかの方法があります。
基本的なものは以下です。
- 一括払い
- 分割払い
- リボ払い
借りている期間が「短ければみじかいほど」利息を少額に抑えることができます。
海外キャッシングした金額は、すぐに返済して余計な利息をえ抑えるのがポイントです。
クレジットカードの海外キャッシングについて
キャッシングは海外のATMからでも行うことが可能です。
日本のATMからキャッシングした際には、日本円の現金を引き出せるように、
海外のATMからは、海外の通貨(外貨)を引き出すことができます。
日本のクレジットカードさえあれば、海外のATMから現地の通貨を引き出せるので、両替所を探す手間も省けてかなり嬉しいですよね。
海外でキャッシングした場合は繰り上げ返済しよう
海外ATMでキャッシングした場合は、繰り上げ返済しましょう。
基本的にクレジットカードでキャッシングしたお金は「一括、分割、リボ払い」にて返済します。
しかし、通常どうりに返済してしまうと『キャシングした日から返済日まで』の期間分の「利息」がかかります。
利息を抑えるには、返済日前にキャッシングしたお金を返す必要があります。
この際に役立つのが、繰上げ返済です。
海外でキャッシングしたらネット返済がお得
海外でキャッシングしたお金を繰り上げ返済したい場合、ひとつだけ困ることがあります。
それは、返済方法です。
多くのクレジットカードでは繰上げ返済の際に、専用ダイヤルへの連絡が必要です。
しかし、海外にいる場合には日本の電話番号がなければ、専用ダイヤルへ連絡することができません。
短期の旅行や一時滞在の方はできるかもしれませんが、国際電話は割高になってしまいます。
ネット返済が可能なクレジットカードを選べば、海外にいながらでもかんたんに繰上げ返済が可能です。
ネット返済の際には、オンラインバンキングが必要です。
使っているオンラインバンキングによって「海外では使えない(ログインできない)」「返済の際のペイジーに対応していない」などがあります。
海外渡航前に確認してみてください。
ワーホリ中に海外キャッシングが必要なシーンは?
ワーホリ中にキャッシュ(現金)が必要になるシーンを紹介します。
結論から言うと、著者の経験上は現金が必要なシーンはあまり多くありませんでした。
理由は、海外では日本よりもキャッシュレス決済が浸透しているからです。
クレジットカードかデビットカードがあれば基本的に現金の出番はありません。
以下、現金が必要だったシーンを参考にしてください。
家賃の支払い
オーストラリアワーホリの際ですが、借りている部屋の家賃を現金で支払いました。
口座振込みや、引き落としなどではなく「現金で手渡し」のシーンが9割です。
理由としては、銀行口座上で振込みを行うと、家主(オーナー)が家賃収入として確定申告しなければいけないから。
こっそりと税金対策していました。
ワーホリのスタート時
ワーホリスタート時は、まとまった現金を手元に置いて支払いに充てていました。
現地で銀行口座を開設するまでは、なるべくクレジット決済をせず手数料を抑えていました。
海外でクレジットカード決済をすると、「海外事務手数料」がかかるので割高になります。
小さなマーケットでの支払い
週末のマーケット(出店)などでは、現金のみの場合があります。
個人が出店しているようなお店だと、決済用の端末がない場合があるので、現金が必要でした。
ワーホリ中にクレジットカードで海外キャッシングするのはおすすめ?
ワーホリ中にクレジットカードを使って、海外ATMキャッシングするのは、どのようなメリットがあるのでしょう。
両替所で換金するよりも手数料がお得
海外キャッシングの一番のメリットは、手数料がお得になることです。
現地通貨を手に入れる方法として、海外キャッシングの他にも、
- 大手銀行で外貨両替
- 空港や現地の両替所
- 金券ショップ
- 外貨宅配サービス
など、じつは様々な方法があります。
しかし実際には為替レートに、手数料が含まれた額で取引をすることになるので、お得とはいえません。
成田空港の外貨両替所の例
2023年10月24日時点で、成田空港の外貨取引所が公開している為替レートを見てみました。
記事執筆の時点で、市場のオーストラリアドルは$1=¥95.13なのに対して、
換金所では販売価格(購入する場合)が、$1=¥104.48となっています。
つまり、1ドルにかかる手数料は10円ほどでかなり高額です。
VISAのクレジットカードを使った場合
同日のVISAが公開している為替レートを見てみました。
すると、$1=¥96.90となっており、換金所で外貨を手に入れるよりもお得な結果になりました。
銀行の手数料として2%の手数料が含まれている。
クレジットカードを使って「決済orキャッシング」した場合には、必ずしも決済時の為替レートが適応されるわけではありません。
決済情報が『VISAの決済センター』へ到着した時点での為替レートで処理されています。
【比較】成田空港の換金所とVISA
換金所とVISAカードを比較してみました。
表は100オーストラリアドルを手に入れる際にかかる金額です。
$1(オーストラリアドル) | $100(オーストラリアドル) | |
換金所 | $1=¥104.48 | $100=¥10,448 |
VISA | $1=¥96.90 | $100=¥9,690 |
換金所では、$100を手にいれるために、¥10,448払います。
VISAの為替レートでは、$100を手にいれるために、¥9,690を支払う結果になりました。
実際には、VISAのクレジットカードを海外で使った場合、ATM手数料などもかかるのでプラス200円ほどになります。
しかし、換金所で外貨を入手するよりも、海外キャッシングの方が「安く多くの」外貨を入手できますね。
ワーホリ中の海外キャッシングの注意点
ワーホリ中に海外キャッシングをする際の注意点をまとめておきます。
海外キャッシングの枠に注意
クレジットカードによっては、海外キャッシングの枠が決まっている場合があります。
ワーキングホリデーへ出発する前に、キャッシング枠を確認しておきましょう。
キャッシングできる額があまりにも低い場合には、現金が必要になった際にキャッシングできない場合があります。
ネットバンキングの準備に注意
海外キャッシングをした際には、ネットで繰上げ返済を行うのが重要なポイントです。
繰上げ返済ができれば、利息を最低限に抑えることができて、よりお得に外貨を入手できます。
しかし、いくつか注意点もあります。
それは以下の二点。
- ネットバンキングは海外で使える?
- ネットバンキングはキャッシングのネット返済に対応?
ネットバンキングは海外で使えるか
基本的に日本の銀行は「日本居住者向け」のサービスです。
海外へ移住、海外へ住所を移すなどの場合には、口座の解約を勧めています。
最悪の場合、口座の凍結もあります。
なので、海外からのアクセスに対して制限をもうけている銀行もあります。
地方銀行などでは、ハードトークンを発行して海外へ持っていき、アクセス時には常にワンタイムパスワードが必要などの場合も…
銀行へは必ずワーホリをスタートする前に、海外からアクセスできるか確認しましょう。
ネットバンキングはネット返済に対応?
使っているネットバンキングによって、キャッシングのネット返済に対応していない場合があります。
理由は、クレジットカードのキャッシングをネット返済する場合には『pay-easy(ペイジー)』というサービスを使うため。
ペイジーによる振込みが非対応の銀行が存在しているので、
いざキャッシングを返済しようと思ってもできない場合があります。
事前に自分が使っている、ネットバンクor銀行は『pay-easy(ペイジー)』に対応しているか確認が必要です。
まとめ:ワーホリで海外キャッシングするならおすすめは3つ
ワーホリ中にクレジットカードを使って、
海外キャッシングするのであれば、おすすめのクレカは3つです。
- エポスカード
- ACマスターカード
- セディナカード
海外キャッシングの際には早期に返済(繰り上げ返済)をネットで行うことで、
利息を最低限に抑えながら、現地通貨を入手可能です。
ATMでキャッシングができれば、換金レートがいい換金所を探しまわる必要もなく、
時間と手間を節約できるので活用してみましょう。
クレジットカードの発行は早めに済ませましょう
ワーホリの準備はとても時間がかかります。
「現地の情報を集めたり、手続き、保険選び」などなど…
エポスカードは最短即日発行が可能なので、忘れる前に済ませてしまいましょう。
クレジットカードの発行には審査があるので、社会人の場合は退職前に行うと安心です。