ワーホリ中もマイナンバーカードは維持できる!方法やメリット・デメリットを解説

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ワーホリ中のマイナンバーカード保持について

ワーホリ中のマイナンバーカードってどうしたらいいのかな?
何か特別な手続きとか必要なの?

ワーホリでもマイナンバーカードが必要になったりする?
まとまった関連情報が知りたいな。

ボクホリ

ワーホリに関連するマイナンバーカードの情報を記事にまとめました。
維持するメリットや、必要になるシーンまで記載してます。

「ワーホリ中のマイナンバーカードどうしたらいいの?」

そんなワーホリ準備中の人に向けて、

マイナンバーカードに関する情報をまとめました。

  • マイナ免許証
  • 維持しておくメリット
  • 事前に必要になる手続き
  • ワーホリ先で必要になる場合

などなど。

ワーホリ準備に役立ててもらえると幸いです

この記事でわかること
  • ワーホリ中にマイナンバーカードを持っておくメリット・デメリット
  • 海外でも維持する方法
  • ワーホリに持っていく際の注意点
  • マイナンバーカードに関するよくあるQ&A
この記事を書いた人
  • ワーホリ3年を経験
  • 海外生活6年を経験
  • オーストラリアで語学留学3ヶ月
  • ワーホリブロガー
  • ボクらのワーホリ運営者
ボクホリです
目次

ワーホリ中もマイナンバーカードは利用できる

結論を先に言うと、ワーホリ中でもマイナンバーカードを利用できます。

ボクホリ

以前は海外へ渡航する人(1年以上)には、マイナンバーカードの返納が義務付けられていました。
しかし、現在は手続きすれば継続して持っていられるようになったんです。

\ 外務省のツイート /

令和6年5月27日から、日本国籍の方は、国外転出後もマイナンバーカードを継続して利用できることになりました。

引用:マイナンバーカード総合サイト|マイナンバーカードを国外で利用する

ワーホリ中もマイナンバーカードを維持するメリットは大きいので、

ぜひ検討してみてください。

以下ではメリットと、若干のデメリットを紹介します。

ワーホリ中にマイナンバーカードを持っておくメリット・デメリット

ワーホリ中にマイナンバーカードを持っておくことの

メリット・デメリットは以下です。

メリット

まずはマイナンバーカードを持っておくメリットです。

メリット
  • パスポート紛失時に役立つ
  • 銀行口座の開設で求められた時スムーズ
  • 帰国時の転入もスムーズになる(再発行必要なし)

パスポート紛失時に役立つ

マイナンバーカードをワーホリ中も持っておくことで

パスポートの紛失時に役立ちます。

マイナンバーカードがあれば、

海外でもマイナポータルへアクセス可能です。

そのためパスポートの新規発行の手続きに必要な「戸籍電子証明書」を簡単に入手できます。

逆にマイナポータルにアクセスできないと、

戸籍謄本が必要になり日本との郵送・代理申請などの複雑な手続きが必須になります。

ボクホリ

オンラインで申請できるのはとても便利です。
私は書類が必要になった際、両親に代理申請を依頼できなかったため、とっても大変でした…
どうしても戸籍謄本などの書類が必要な場合は「司法書士」を使いましょう。

銀行口座の開設で求められた時スムーズ

一部のワーホリ先では現地の銀行口座を開設する際に、

マイナンバーの提出が求められるようです(ケース・バイ・ケースです)

もしも求められた場合でも、

マイナンバーカードがあればすぐに対処できます。

帰国時の転入もスムーズになる

ワーホリから帰国した際には、14日以内に転入手続きが必要です。

マイナンバーカードには居住地などの情報が紐付いているため、

転入手続きがスムーズになります。

ボクホリ

海外転出した人は「日本居住者向けのマイナンバーカード」に書き換え。海外転出していない人は「そのまま」カードを使えます。

カードさえ持っていれば「再発行」も必要はないでしょう。

デメリット

次はわずかですが、デメリット(気になる点)を紹介します。

デメリット
  • 紛失の危険
  • 海外転出した場合は手続きが必須

紛失の危険

マイナンバーカードをワーホリに持っていくと

紛失のリスクがあります。

もしも海外でマイナンバーカードを紛失してしまった場合は、

再発行の手続きが必要になるため面倒です。

ボクホリ

カードの管理が重要になりますね。

海外転出した場合は手続きが必須

海外転出した場合、

マイナンバーカードの変更手続きが必須です。

変更しないまま海外へ渡航すると、持っているマイナンバーカードは失効します。

失効してしまうと

  • 手続きにカードを使用できない
  • 再発行のため再申請が必要

などデメリットがあります。

ボクホリ

失効したままの状態でも「ペナルティ」などは、特に記載がありませんでした。

ワーホリ中もマイナンバーカードを維持する方法

ワーホリ中マイナンバーカードを維持するには、

いくつかの方法があります。

方法は基本的に以下3つです。

  • 海外転出しない場合はそのまま
  • 海外転出する場合は海外在住者向けマイナンバーカードを申請
  • 海外で発行する(おすすめしない)

詳しく紹介しますね。

海外転出届を提出しない

マイナンバーカードをワーホリ中も維持する方法ひとつめ。

それは、海外転出届を出さずにワーホリすることです。

海外転出届を出さない場合

  • 住民票は日本に残したまま
  • 国民年金の支払い
  • 国民健康保険の支払い
  • 住民税の支払い義務

などがそのままになります。

ボクホリ

つまり、ワーホリ中も税金を払うので「日本に居住している」という状況だね。

マイナンバーカードもそのままの状態を維持できるでしょう。

ワーホリの海外転出には注意が必要

ワーホリで海外転出届を出す際には、いくつかの注意点もあります。

ボクホリ

そもそもワーホリの海外転出を認めていない自治体も存在するんです。
詳しい内容は別の記事をご覧ください。

\ こちらの記事をチェック /

国外転出者向けマイナンバーカードの手続き

マイナンバーカードをワーホリ中も維持する方法ふたつめ。

それは国外転出者向けマイナンバーカードの手続きをすること。

ボクホリ

海外へ転出する人むけのマイナンバーカードの更新(切り替え)手続きですね。

国外転出者向けマイナンバーカードの手続きを行うと、

マイナンバーカードを海外でも維持できます。

推測ですが「海外転出届」を提出する際には、窓口で案内されるでしょう。

マイナンバーカードの切り替え手続きタイミング

海外転出を予定している人は、国外転出予定日の前日までに手続きが必要です。

ワーホリ前にはさまざまな手続きがあるので、

うっかり忘れてしまわないように注意しましょう。

帰国後にはマイナンバーカードの切り替えが必要

ワーホリから帰国した際には、

国外転出者向けマイナンバーカードの切り替えが必要なようです。

ボクホリ

これは転入に合わせた「マイナンバーカードの記載事項変更」というらしい。

海外で発行する

マイナンバーカードをワーホリ中も維持する方法3つめ。

それは、海外でマイナンバーカードを発行する方法です。

2024年5月27日から、

海外在住者でもマイナンバーカードを発行できるようになりました。

これにより、すでに海外へ転出してしまった人も申請できます。

申請方法は

  • 本籍地市区町村に郵送または来庁して提出
  • 本籍地以外の市区町村(一時帰国の滞在先等)に郵送または来庁して提出
  • 居住国内の在外公館に郵送または来庁して提出

の3つが選べるようです。

参照:マイナンバーカード総合サイト|国外転出者向けマイナンバーカードの申請・受取方法(新規交付)

ボクホリ

海外から申請・発行するのはハードルが高いように感じますね。
できれば日本出国前に済ませたいところです。

戸籍謄本の取得は広域交付が便利!

ワーホリ含め海外へ渡航している人だと、

日本の公的書類取得にとても手間がかかります。

しかし。

令和6年3月より「広域交付制度」が施行。

これによって、

一時帰国の際でも近くの役場で戸籍謄本などの取得ができるようになったんです。

マイナンバーカードがあれば、さらに手続きが簡単になります。

ボクホリ

私も帰国時には、この制度に助けられました!
わざわざ書類を取りに本籍地(北海道の端っこ)へ行かなくとも、近くの自治体の窓口から戸籍謄本を取得できますよ。

参照:法務省|戸籍法の一部を改正する法律について(令和6年3月1日施行)

マイナンバーカードをワーホリに持って行く際の注意点

ワーホリへマイナンバーカードを持っていく際には、

いくつかの注意点があるので紹介します。

さらっと確認しておきましょう。

紛失時の対応

ワーホリ先でマイナンバーカードを紛失した場合、

まずは一時停止申請が必要です。専門ダイヤルに電話すると良いようです。

次は紛失・廃止届を提出し、再発行といった流れです。

有効期限と更新

ワーホリにマイナンバーカードを持っていく人は、

カードの有効期限を確認しましょう。

国外転出者向けマイナンバーカードに切り替えた人であれば、

期限には余裕があるはずですね。

もしも再交付する場合には、旧カードとの交換になります。

旧カードがない場合は再交付手続きの時に手数料がかかってしまうようです。(2025年時点:マイナンバーカード800円・電子証明書200円)

運転免許証との連携(マイナ免許証)

運転免許証とマイナンバーカードを連携している人(マイナ免許証)は注意です。

マイナンバーカードがあったとしても、

海外では身分証明書・国際免許証の代わりにはなりません。

なので、現物の運転免許証もワーホリには持っていくのが望ましいです。

ちなみにマイナ免許証&運転免許証の携帯は、

外務省のサイトにも記載されています。

参照:外務省|運転免許

ボクホリ

オーストラリアでは専門の資格を持った人に依頼すると、日本の免許証を海外のものに翻訳してくれるサービスがありました。
現地の免許証と同じ効力があるので、私も含め利用している人が多かったです。

よくあるQ&A

ワーホリに関連するマイナンバーカードについての

「よくあるQ&A」をまとめました。

マイナンバーカードを海外で紛失したら?

海外で紛失した場合の手順は以下です。

  • 専門ダイヤルに電話し一時停止申請
  • 紛失・廃止届を提出
  • 再発行
マイナンバーカードは海外からでも発行できる?

国外転出者向けマイナンバーカードを発行できます。

海外からでもマイナポータルにアクセスできる?

海外からでもマイナポータルへアクセス可能です。

マイナ運転免許証があれば海外でも運転できる?

マイナ運転免許証だけでは運転できない可能性があります。

通常の運転免許証も持参しましょう。

参照:外務省|運転免許

海外でマイナンバーカードが必要になるのはいつ?

マイナポータルにアクセスが必要な場合や、銀行口座を開設する際などです。

パスポートの再発行の際の、電子証明書を発行するのにも役立ちます。

マイナンバーカードは海外でも身分証明に使える?

海外での身分証としてはパスポートが最も望ましいです。

なぜならマイナンバーカードには、英語表記が無いためです。

国外転出者向けマイナンバーカードは帰国後も使える?

国外転出者向けマイナンバーカードは、帰国後も使えます。

転入に合わせて、マイナンバーカードの記載事項変更が必要です。

参照:国税庁|海外からのマイナンバーカード申請方法

マイナンバーカードを国外転出者向けに変更しないとどうなる?

変更手続きをせずに海外転出するとマイナンバーカードは失効します。

失効した場合のペナルティはありませんが、申請・再交付が必要です。

ワーホリのマイナンバーカードに関する情報のまとめ

ワーホリの際のマイナンバーカードに関する情報を紹介してきました。

以下に重要なポイントをまとめます。

まとめ
  • ワーホリ中もマイナンバーカードを維持できる。
  • マイナンバーカードを維持しておくとパスポート紛失など、万が一の際の保険になる。
  • マイナ運転免許証をワーホリに持っていく際には、通常の運転免許証も必ず持っていくことが重要。
  • 海外転出届を出してワーホリする際には、国外転出者向けマイナンバーカードへ変更する必要がある。
  • 仮にマイナンバーカードが失効してもペナルティは無いが、マイナポータルなどの公的なサービスは利用できない。
ボクホリ

ワーホリ中もマイナンバーカードがあれば、万が一の際のメリットが大きいです。特に海外からでもマイナポータルにアクセスできるので、重要書類を入手する際には役立ちますね。

ワーホリの準備を計画的に進めよう

ワーホリ前の日本での手続き関連はよくわからないことも多いですよね。

ボクらのワーホリでは、

ワーホリ準備に特化した記事をアップしています。

ボクホリ

ぜひあなたのワーホリ準備に役立ててみてください!

\ ロードマップも作成しました /

ワーホリ中のマイナンバーカード保持について

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