ワーホリにリクルートカードって使えるのかな?
ワーホリにおすすめのクレジットカードが見つからないよ…
人気のあるリクルートカードですが、ワーホリに使えるのか気になりますよね。他社クレジットカードとの比較&リクルートカードをワーホリ前に作るべき人を解説しました。
ワーホリ前にクレジットカード選びで苦戦する人はとっても多いです。
クレジットカードは種類も豊富で、どれがワーホリに向いているのかを探すのは困難ですよね。
今回は人気の「リクルートカード」がワーホリの保険をセーブしたい人におすすめであることや、
ワーホリ前に準備すること、で得られるメリットなどを他社クレジットカードと比較しながら紹介します。
- リクルートカードがおすすめな人
- リクルートカードの海外旅行保険を最大限にワーホリへ活かす方法
- リクルートカードをワーホリ前に作るメリット3つ
- リクルートカード以外にワーホリにおすすめのクレジットカード
リクルートカードはワーホリしたい人におすすめ?
リクルートカードは、ワーホリしたい人にとって、おすすめのクレジットカードなのでしょうか。
結論から言うと、ワーホリ中に「海外旅行保険をセーブしたい人」におすすめです。
リクルートカードには海外旅行保険が利用付帯しています。
- 高額な海外旅行保険を支払いたくない
- 複数のクレジットカードで保険をカバーしたい
- ワーホリ中の保険をクレジットカード付帯のみでカバーしたい
など、特にクレジットカードの保険目的で発行するのであれば、リクルートカードは選択肢になります。
あまりリクルートカードのことを知らない人のために、まずは基本情報を紹介します。
リクルートカードの基本情報
リクルートカードってそもそもどんなクレジットカードなの?
リクルートカードは、2023年オリコン調査のクレジットカード総合部門で1位になっている人気のカードです。
- 即時発行が可能
- 年会費は永年無料
- 海外旅行保険が利用付帯
- 学生にも人気で比較的作りやすい
- ポイント還元率は、常時1.2%の高還元
- 国際ブランドはVISA、Mastercard、JCBに対応
- 2023年オリコンのクレジットカード総合ランキングで1位
リクルートカードのデメリットな部分
リクルートカードのデメリット部分を紹介しておきましょう。
- ポイントの使い道が少ない
- ナンバーレスではないので海外利用が心配
- 海外旅行保険は利用付帯かつ補償額は高くない
ポイントの使い道が少ない
リクルートカードで貯まるリクルートポイントですが、ポイントを使える場所が限られています。
Pontaポイント、dポイントにも変換できますが、普段馴染みのない人にはあまり魅力的ではないですよね。
リクルート系のサービスを使う際にはポイントを支払いに使うことができますが、
じゃらんやホットペッパービューティーを使わない人には、
ポイントを使うのがちょっぴりハードル高いです。
ナンバーレスではないので海外利用が心配
リクルートカードはナンバーレス仕様ではありません。
カードの表面にはカード番号が刻印されていて、セキュリティ的に心配です。
特に海外ではカードの不正利用などのトラブルもあるので、
ナンバーレスのカードの方が安心感がありますね。
海外旅行保険は利用付帯かつ補償額は高くない
リクルートカードの海外旅行保険は利用付帯です。
持っているだけで保険の対象になる自動付帯ではないのが残念なポイント。
さらに、補償額も他社クレジットカードと比べると高くありません。
補償額の比較については後述しているので、チェックしてください。
リクルートカードの海外旅行保険がワーホリにおすすめ
クレジットカード保険で、ワーホリ中の海外保険をセーブしたい人には、リクルートカードがおすすめです。
理由は、
- 2枚発行で二重のカバーが可能
- 利用のタイミングを選べて保険の延長が可能
リクルートカードの海外旅行保険
まずはリクルートカードに付帯している、海外旅行保険の補償額を見てみましょう。
ちなみに、リクルートカードに付帯している海外旅行保険は利用付帯なので、条件を満たした場合のみ保険が適用になります。
補償内容 | 補償額 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
傷害治療費用 | 1回の事故につき 100万円限度 |
疾病治療費用 | 1回の病気につき 100万円限度 |
賠償責任 | 1回の事故につき 2,000万円限度 |
携行品損害 | 1旅行中20万円限度 保険期間中100万円限度 |
救援者費用等 | 100万円限度 |
リクルートカードの補償額は高くはない
他社のクレジットカードと比べると、リクルートカードに付帯している海外旅行保険は、高くはありません。
以下の表をご覧ください。
補償内容 | リクルートカード | エポスカード | 楽天カード | LIFEカード (旅行傷害保険付き) |
傷害死亡・後遺障害 | 2,000万 | 3,000万 | 2,000万 | 2,000万 |
傷害治療費用 | 100万 | 200万 | 200万 | 200万 |
疾病治療費用 | 100万 | 270万 | 200万 | 200万 |
賠償責任 | 2,000万 | 3,000万 | 3,000万 | 2,000万 |
携行品損害 | 20万 | 20万 | – | 20万 |
救援者費用等 | 100万 | 100万 | 200万 | 200万 |
表でみるとわかりますが、リクルートカードの海外旅行保険は、他社カードよりも低い部分もありますね。
ではなぜ、ワーホリにおすすめかと言うと、
リクルートカードは国際ブランドを分けて2枚発行可能だからです。
リクルートカードはワーホリに向けて2枚発行可能
リクルートカードは国際ブランドを分ければ、2枚発行することができます。
これはリクルートカードの公式でも紹介していました。
■すでにJCBカードをお持ちの場合
Mastercard(R) もしくは、Visa(三菱UFJニコス株式会社)にお申し込みが可能です。
■すでにvisaカードをお持ちの場合
JCB(株式会社ジェーシービー)にお申し込みが可能です。
Mastercard(R) にはお申込みできませんのでご注意ください。
リクルートカード|リクルートカードをもう一枚増やすには?
さらに、海外旅行保険も2重で利用が可能です。
2枚とも海外旅行保険を使うことができる
リクルートカードで国際ブランドを分けて2枚発行した場合、
海外旅行保険を2重で利用可能です。
例えば以下のようになります。
補償内容 | JCB | VISA Mastercard | 合計 |
傷害治療費 | 100万円 | 100万円 | 200万円 |
疾病治療費用 | 100万円 | 100万円 | 200万円 |
賠償責任 | 2,000万円 | 2,000万円 | 4,000万円 |
携行品損害 | 20万円 | 20万円 | 40万円 |
救援者費用 | 100万円 | 100万円 | 200万円 |
2枚のリクルートカードを使えば、海外旅行保険を通常の2倍にできるんですね。
傷害死亡・後遺障害の補償額は、最高額のクレジットカードのみ適用になります。
ワーホリ中でもタイミングを選べる利用付帯の保険
リクルートカードの海外旅行保険は利用付帯です。
ワーホリにおすすめな理由としては、2枚のリクルートカードを使えば、最長で6ヶ月間の保険期間を作れる点です。
リクルートカードの海外保険の案内をワーホリ向けに要約すると、
保証期間はワーホリスタートのために日本の住所を出発〜帰国して住所に帰宅するまでの期間が適用になります。
保険の適用条件は、保証期間中に公共交通乗用具の支払いにリクルートカードを使うこと。
適用のタイミングは、ワーホリ先に入国した日から3ヶ月間。または、入国後にリクルートカードで支払いをした日から、3か月後の午後12時まで適用。
リクルートカードの強みは、海外に到着してからでも決済すればその日から保険を適用にできること!
多くのクレジットカードは入国後から3ヶ月間のみなどの期間に縛りがあります。
しかし、リクルートカードは自分の好きなタイミングで保険を発動可能。
公共交通乗用具(飛行機、電車、バス)の決済さえすれば、ワーホリ先でいつでも保険を適用できます。
ワーホリの準備に嬉しいリクルートカードのショッピング保険
リクルートカードには高額のショッピング保険が付帯しています。
ワーホリの準備中にリクルートカードを使って購入したものであれば、
購入から90日間の保険が適用になります。
購入から90日以内であれば海外でも、品物の破損・盗難などの損害を保障しています。
キャリーケース、バックパック、カメラなどの高額なものを盗難したり破損した場合の補償をしてくれます。
リクルートカードをワーホリ前に作るメリット3つ
リクルートカードをワーホリ前に作るメリットを3つ紹介します。
海外旅行保険のみだけではなく、リクルートカードにはワーホリ前にも役立つメリットがあります。
タネ明かしをするとそれは、リクルートカードで貯まる「リクルートポイント」の活用にあります。
リクルートポイントは、1ポイント=1円分の価値で還元できます。Pontaポイントやdポイントに交換も可能。
リクルートカードは、業界トップのポイント還元率である1.2%です。
1000円の利用で、12ポイントも還元されます。
さらに、じゃらんやホットペッパーなど、リクルート系サービスを使うと還元率が最大4.2%になりもっとお得。
リクルートカードでは定期的に新規入会キャンペーンを行っています。
新規入会、初回利用などで数千円分のポイントをもらえるのでチェックしてみてください。
ワーホリ前の英語学習にスタディサプリENGLISHをお得に受講
リクルートが運営するサービスのひとつに、英語学習アプリの「スタディサプリENGLISH」があります。
スタディサプリENGLISHを使って、ワーホリ前に英語の基礎力をブラッシュアップしておけば、
いざ海外生活をスタートした際にもスムーズに英会話ができるでしょう。
スタディサプリENGLISHの強みは、スマホアプリで出勤や休憩合間などのスキマ時間に受講できること。
なかなか続かない英語学習を習慣化しやすいです。
リクルートカードで貯まったポイントをスタディサプリENGLISHの受講料に使うことも可能。
ポイントを活用しながら、ワーホリ前に英語を伸ばしましょう。
初心者の人には「新日常英会話コース」がおすすめ
初めてワーホリに行く方で英語を基礎から底上げしたいのなら、
スタディサプリの「新日常英会話コース」が良いですよ。
一回のトレーニングがそれぞれ3分から学べて、日常の会話を習得できます。
気になる方は無料トライアルを試してみましょう。7日間の無料お試しがあるので気軽にスタートできます。
アプリの利用は日本国内のみ対応です。
ワーホリ前の身だしなみをホットペッパービューティでお得に
ワーホリ前に「カラーをしたい方や、思い切って短くしたい」など、
美容院でしっかりヘアケアしてから、渡航したいと思う人も多いですよね。
人によって髪質は違うので、ワーホリ前に美容師さんに相談したい人もいるはずです。
リクルートカードを発行する際には、新規入会や初回利用などで数千円分のポイントがもらえので、ホットペッパービューティーで割引に使えます。
すでに説明しましたが、リクルートカードのポイント還元率は1.2%です。
普段の利用からポイントを貯めることも可能ですし、
HOT PEPPER Beautyを使った際にリクルートカードで決済すれば、合計3.2%のポイント還元でポイントを稼ぐこともできますよ。
予約の際には、ポイント加盟店を選ぶこと。HOT PEPPER Beautyで予約をすることが、ポイントを使える条件です。
ワーホリ直前の宿はじゃらんでポイントを使って予約
リクルートポイントは、宿泊予約サービス「じゃらん」で使うことができます。
例えば、ワーホリで出国するとなると、飛行機に乗り込むまで荷物を持ってたくさん移動しますよね。
1年分の荷物って結構な量ですし、地方からの移動となると出国まで、余裕を持って2日ほど欲しいところです。
出国の前日に、空港近くで宿を取っておけば、疲労も少なく出国できます。
そんな時に、じゃらんでホテルを予約できれば、リクルートポイントを使えます。
ポイントで2,000〜3,000円、安くホテルに滞在できたらとってもラッキーですよね。
ちなみに「じゃらんnet」で宿を予約してリクルートカードで決済すれば、3.2%のポイント還元を受けられます。
リクルートカード以外にワーホリにおすすめのクレジットカードは?
リクルートカード以外に、ワーホリにおすすめのクレジットカードがあるのか、気になる方も多いはずですよね。
ワーホリにおすすめのクレジットカードを紹介している記事もありますが、ここでは目的別に紹介します。
- エポスカード
- 楽天カード
- Wiseデビットカード
手厚い海外旅行保険とキャッシングに強いエポスカード
年会費無料のクレジットカードでは、他社よりも海外旅行保険が手厚いのがエポスカードです。
ワーホリの海外旅行保険をクレジットカードでカバーしたいのであれば、
エポスカードを選べば間違いありません。
さらに、補償額や期間を延ばしたいのであればリクルートカードと合わせて発行すると良いですね。
エポスカードは海外キャッシングでも強い
エポスカードの強みとして、海外キャッシングも挙げられます。
海外で現金が必要になった際には、ATMでのキャッシングが外貨両替所よりもお得。
しかし、キャッシングは返済まで利息がかかってしまいます。
海外ではATM振込みや専門ダイヤルへの連絡などができないのがネックですが、
エポスカードはネットでの返済に対応しています。
海外からでもネット返済が可能なので、利息も抑えてお得にキャッシングが可能です。
海外で日本のサービスを使うなら楽天カード
ワーホリ中に日本のサービスの支払いがあるのであれば、絶対に楽天カードがおすすめです。
- 日本のサブスク支払い
- 電話番号の維持費
- 学習用の電子書籍の購入
- 海外への日本商品の取り寄せ(楽天グローバルエクスプレス)
などを利用する際には、楽天カードを使いましょう。
楽天ユーザーである僕が、ワーホリ中に50,000円以上分の楽天ポイントを貯めた方法も、記事にて紹介しています。
海外送金だけじゃなく支払いやキャッシングもできるWiseデビットカード
個人的に保険やポイントなどの特典を抜きにしたら、一番使えるカードがWiseデビットカードです。
海外送金サービスを展開しているWise(ワイズ)が発行しているデビットカードですが、
いまワーホリに行くほとんどの人が使っています。
知らない人は年会費も口座維持費もかからないので、今すぐ登録しましょう。
まとめ:リクルートカードでワーホリの海外旅行保険をカバー
リクルートカードがワーホリにおすすめのポイントをまとめます。
- 年会費は永年無料
- 2枚の国際ブランドで発行可能
- 補償額は高くないが2重で保険を使える
- 海外に出国してからでも保険をスタートできる
- ワーホリ前にもポイントでお得にサービスが使える
リクルートカードを作るべき人は、ワーホリ中の海外保険が心配な人です。
少しでもケガや病気のリスクを回避したいのであれば、リクルートカードを発行してみましょう。
リクルートカードを2枚発行する場合の注意点
ワーホリに向けて海外保険をカバーするために、
リクルートカードを2枚発行してみようと思っている方に注意点です。
国際ブランドを分けて発行する際には、必ず1枚ずつ申し込みをしましょう。
クレジットカードは同時申し込みをすると、審査の際に難しいことがあるそうです。
まずはJCBブランドのリクルートカードから発行してみましょう。