海外へ行くなら支払にWiseデビットカードが便利って聞いたんだけど、どうやって使ったらいいの?
Wiseデビットカードを作りたいけど、手数料や入金方法もわからないし、どうやって使ったらいいんだろ?
Wiseデビットカードの「作り方、使い方、手数料、入金方法」などをまとめて解説しました。
この記事を読めば、Wiseデビットカードの全てがわかります。
「海外へ行くけれど、お得で便利なサービスはないだろうか」
そんなあなたにおすすめなのが、海外渡航者に大好評のWiseデビットカードです。
世界中で1600万人が使っている、海外送金サービスWise(ワイズ)が出した新しいデビットカード。
海外でクレジットカード決済のたびに手数料を支払ったり、レートの良い外貨両替所を探す時代は終わりです。
無駄なコストをカットして、海外での経験に費用を使いましょう!
- Wiseデビットカードの基本情報
- Wiseデビットカードが大好評な理由
- Wiseデビットカードの手数料に関すること
- Wiseデビットカードの作るには
- Wiseデビットカードの発行手順
- Wiseデビットカードの使い方(支払い、拒否された場合など)
- Wiseデビットカードの入金について
\年会費・維持費は完全無料!/
いつでもどこでも。世界50通貨を自由に持てる|デビットカード発行手数料は¥1,200のみ
いまWiseデビットカードが海外へ行く人に大好評!
Wiseデビットカードについては、まだまだ情報が広がりはじめたばかりです。
Wiseデビットカードを初めて知った人向けに情報をまとめました。
まず、おおきくWiseデビットカードには4つのメリットがあります。
- 50通貨を一枚のカードで管理可能
- 海外のATMで外貨を引き出せる
- Wiseアプリを使って、でどこにいても資金をチャージ可能
- カード決済でも少額の手数料
Wiseデビットカードを使えば格安で外貨両替ができて、海外でも支払いがかんたんになります。
決済の手数料を大幅にカットできるので、海外へ行くさいの資金の節約にもなるのが最大の利点。
渡航費用を抑えて、外貨管理の煩わしさからも解放されます。
節約した費用で海外でできることが増えるかもしれません。
Wiseデビットカードの基本情報まとめ
Wiseデビットカードの基本情報を表でまとめました。
Wiseデビットカード | |
---|---|
年会費 | 無料 |
カードの注文 | ¥1,200 |
速達配送 | ¥1,298〜 |
カードの交換 | ¥640 |
期限切れカードの交換 | 無料 |
デジタルカード発行 | 無料 |
Apple Pay、Google Pay | 非対応 |
両替手数料(保有通貨内での決済) | 無料 |
両替手数料(保有通貨外での決済) | 0.33%〜(2024年時点) |
海外ATM手数料 | ¥30,000/月までは無料 *以降は¥70/回+1.75% |
国際ブランド | Mastercard(日本発行) |
Wiseデビットカードはクレジットカードではないので、ポイントや保険などが付帯していません。
しかし、デビットカードならではの支払いの利便性や手軽さが強みです。
海外でもよりお得に、気軽に支払をしたいのであればWiseデビットカードはおすすめです。
Wiseデビットカードにかかる手数料の比較
Wiseデビットカードにかかる手数料についてまとめます。
どのような点がお得なのでしょう。
ここでは3つの手数料について解説します。
- 発行手数料
- 使用時にかかる手数料
- ATM手数料
Wiseデビットカードの発行手数料
Wiseデビットカードには発行手数料がかかります。(年会費はかからない)
発行手数料は2024年7月時点で、¥1,200です。
デビットカードの場合、発行手数料無料のカード会社も多いので小さなデメリットですね。
しかし、今後海外へ行く機会が多い人にはさほど大きな問題ではないでしょう。
Wiseデビットカードを使うと両替手数料・決済手数料などを大幅にカットできます。
すぐに¥1,200分の元をとってしまうと断言できます。
使用時(決済)にかかる手数料について
Wiseデビットカード使用時にかかる手数料についてです。
Wiseデビットカードを海外で決済に使った場合、チャージしてある資金によって手数料が変わります。
先に大きなポイントを言うと、決済にかかる手数料は「両替手数料のみ」ということ。
以下の説明をご覧ください。
Wiseデビットカードの決済でわずかにかかる「両替の手数料」。
実は日本のクレジットカードと比べると約5倍ほど低いです。(通貨による)
- 日本のクレカの海外決済手数料(両替手数料)|1.6%〜
- Wiseデビットカードの両替手数料|0.33%〜
自動で両替される通貨にもよりますが、海外で日本のクレジットカード決済をした場合よりも、数倍やすいです。
これらは全て、外貨をWiseアカウントに持っていなかった場合です。
支払う外貨をWiseアカウントにあらかじめ持っていれば、決済手数料はゼロです。
以下二つの例をご覧ください。
例)カナダでWiseデビットカードを使ったが、Wiseアカウントには「日本円」しか入っていない。
この場合、Wiseデビットカードを使うと、日本円をカナダドルに自動で両替(←ここで両替手数料が発生)。
例)カナダでWiseデビットカードを使ったが、あらかじめWiseアカウントの「日本円をカナダドル」へ両替していた。
この場合、Wiseデビットカードを使うと、カナダドルから支払いが可能。(毎回両替されないのでお得)
ATMの手数料について
海外でWiseデビットカードを使って、ATMから現金を引き出すことができます。
ATMからの現金引き出しには、以下に注意しましょう。
- 月2回、¥30,000相当額までの引き出しであれば、手数料無料
- 2回目以降は、1回の取引につき固定手数料として70円
- 月間30,000円を超える資金を出金する場合は、1.75%の手数料と固定手数料の70円が加算される
Wiseアカウント上に資金さえあれば、海外でもATMを使って現地の通貨を引き出せます。
Wiseデビットカードの作るには
Wiseデビットカードの作り方を紹介します。
デビットカードを使いこなすための前段階ですので、しっかり確認してくださいね。
大まかな手順は以下です。
- Wiseへ会員登録
- 本人確認
- Wiseデビットカードの申込
- アクティベート
詳しく解説します。
まずはWiseへ会員登録します。
会員登録は完全無料ですので安心してください。(維持費、年会費などはかかりません)
会員登録後は、本人確認が必要です。
Wiseの本人確認は、最初のつまずきやすいポイント。
また、本人確認が完了するまでには、時間がかかります。
海外へ行く予定を事前に確認しましょう。
本人確認後は、Wiseデビットカードを発行します。
Wiseデビットカードは海外から送られてくるので、手元に届くまで12日前後かかるそう。
発行には¥1,200がかかります。
Wiseデビットカードが手元に届いたら、アクティベートします。
カードと一緒に、6桁のアクティベーションコードが同封されています。
Wiseのアプリからアクティベートすることで、Wiseデビットカードが使えるようになります。
決済に使うには、Wiseアカウントへ入金する必要があるので注意。
Wiseデビットカードを発行する際の手順
Wiseデビットカードを発行する手順を画像を用いて解説します。
英語表記で配送先を入力するなど、注意点もあるので一緒に確認しましょう。
アプリからデビットカードを注文します。
アプリトップまたは、カードから可能。
「実際のカード」を注文します。
住所を入力します。
住所入力の際には、英語で入力するように記載がありました。
英語での記載に自信がない人は、日本の住所を英語記載に直してくれる便利なWebアプリがあるので使ってみてください。リンクを下に貼っておきます。
配送方法を選びます。
配送方法によって到着までの時間が変わります。
- 普通配送(無料)|12日前後
- DHL Express(¥2,271)|4日ほど
急ぎでなければ、無料の普通郵便でOKです。
カード名義の表記を選びましょう。
日本式と英式がありましたが、海外で使うことを考えると「英式の一択」ですね。
例)Tkayuki Ymada のように、名前→苗字の順がベターです。
支払いやATMで使うPIN(暗証番号)を決めます。
PIN ナンバーはWiseのアプリからいつでも確認できます。
Wiseデビットカードの使い方(イメージ画像を使う)
Wiseデビットカードの使い方を紹介します。
まずはどのようにして使うのかイメージを掴みましょう。
Wiseデビットカードを使うにはどうすればいいの?
Wiseデビットカードを使うには、まず自身のWiseアカウントへ入金する必要があります。
Wiseアカウントへの入金はWeb、アプリのどちらからでも可能です。
Wiseデビットカードは「クレジットカード」ではありません。
なので、自身のWiseアカウントに入金した金額だけ決済に使うことができます。
入金方法については、記事後半で詳しく解説しています。
Wiseのマルチカレンシー口座について
Wiseのアカウントを作成したら、マルチカレンシー口座を使うことができるようになります。
マルチカレンシー口座では、日本円を含む世界50通貨を管理できます。
口座の中ではいつでも両替をすることが可能。
好きな場所、好きなタイミングで外貨両替を行うことができます。
これにより、「外貨両替所」のような手数料が上乗せされた為替レートで両替することが必要なくなります。
Wiseデビットカードを海外で支払いに使う
Wiseデビットカードを海外で支払いに使う方法です。
Wiseデビットカードを支払いに使うには、Wiseアカウントへの入金が必要です。
入金は「日本円」または「外貨」でOKです。
「外貨」を選ぶのであれば、入金するのは渡航先の通貨を選ぶといいですね。
Wiseデビットカードはタッチ決済(コンタクトレス決済)が使えます。
初めてタッチ決済を使う場合には、一度ATMでカードを使用するか、ICチップとPINを使った決済をする必要があります。
開通してしまえば次回からタッチで決済できます。
以下に、Wiseデビットカードを海外の支払いで使った場合の、お金の流れを記載します。
日本円を使って海外で支払う
Wiseの口座へ日本円を入金して使う方法です。
Wiseデビットカードを海外で使った場合、入金してある日本円から引き落とされます。
例)カナダでWiseデビットカードを使ったが、Wiseアカウントには「日本円」しか入っていない。
この場合、Wiseデビットカードを使うと、日本円をカナダドルに自動で両替(←ここで両替手数料が発生)。
Wise口座へ入金してある、日本円から引き落とされます。
外貨を使って海外で支払う
Wiseの口座にある外貨から支払を行う方法です。
Wiseデビットカードにあらかじめ外貨をチャージしておけば、支払いの際には外貨から引き落とされます。
例)カナダでWiseデビットカードを使ったが、あらかじめWiseアカウントへ「カナダドル」をチャージしいていた。
この場合、Wiseデビットカードを使うと、カナダドルから支払いが可能。(毎回両替されないのでお得)
便利な「スマート両替決済」
Wiseデビットカードにはスマート両替決済の機能がついています。
保有していない通貨での決済をした場合。
スマート両替決済にて自動で両替がされます。
両替手数料が一番安い、利用可能な通貨の残高から支払い通貨へと自動的に両替されます。
そのため、旅行前に両替の心配をする必要はありません。
参照:Wiseヘルプセンター|アカウントに保有していない通貨での支払について
海外で支払いに使う通貨をマルチカレンシー口座に持っていなくとも、資金さえ入っていれば自動決済されるというもの。(しかも一番お得な通貨で)
わざわざ国に合わせて外貨両替をしなくともいいのは楽ですね。
Wiseデビットカードの支払いが拒否された場合
Wiseデビットカードの支払いが拒否された場合に、考えられる原因を記載します。
- 残高不足
- PIN ナンバーの間違え
- コンタクトレス決済が有効じゃない
- Wiseデビットカードの利用対象外の国
- 利用限度額が足りない
- カードがアクティベートされていない
- 国際ブランドが不対応
支払いが拒否された場合には、以下に当てはまっていないか確認してみてください。
残高不足
マルチカレンシー口座の残高が不足していると決済が拒否されるようです。
海外では使用前に念のため確認しておきましょう。
PIN ナンバーの間違え
海外でWiseデビットカードを使う際に、端末に暗証番号を入力する場合があります。
PIN ナンバーの打ち間違えがあると決済できません。
WiseアプリからPIN ナンバーを確認しましょう。
コンタクトレス決済が有効じゃない
Wiseデビットカードのコンタクトレス決済が有効じゃない場合があるようです。
Wiseアプリの設定を確認しましょう。
コンタクトレス決済ができない場合には、代わりにカードを差し込んでPINを入力する方法もあります。
Wiseデビットカードの利用対象外の国
決済しようとしている国が、Wiseデビットカードの利用対象外の国だと拒否されます。
Wiseは多くの国や通貨で使用できますが、全てではありません。
念のため出国予定が決まったら、Wiseデビットカードの対象国をチェックしましょう。
利用限度額が足りない
Wiseデビットカードには、利用限度額があります。
利用限度額は自分で設定が可能ですが、低くなっている場合には金額が足りず決済が拒否されるようです。
カードがアクティベートされていない
Wiseデビットカードを使う前には、カードがアクティベートされている必要があります。
アクティベートには、カードが送られてきた際に同封されている6桁の番号を使います。
- Wiseアカウントにログインする
- ウェブサイトまたはアプリの「カード」をタップする
- 「今すぐ有効化する」を選択する
- カードと一緒に届いた紙に記載された6桁のコードを入力する
また、ATMで現金引き出しをする際には、カードのPINロックがかかっていると引き出しできません。
私も一度経験したので記事をご覧くださいね。
国際ブランドが不対応
日本でWiseデビットカードを発行した場合には、国際ブランドがMastercardです。
Mastercardは、世界でも2番目に多いシェア率と言われています。
しかし、Visaのみ決済可能なお店や、その他の国際ブランドしか扱っていない場合、Wiseデビットカードを使うことはできません。
Wiseデビットカードが不正利用にあった場合
もしも、Wiseデビットカードが不正利用にあった場合の対処方法です。
Wiseデビットカードが不正利用にあった場合、すぐに取るべき行動は2つ。
- カードの凍結
- カスタマーサポートへ連絡
カードの凍結
Wiseデビットカードがもしも不正利用にあったら、まずはカードを凍結しましょう。
カードを凍結することで次の被害を未然に防ぐことができます。
Wiseデビットカードの凍結はWiseアプリから簡単にできます。
カスタマーサポートへ連絡
カード凍結ができたら、カスタマーサポートへ連絡しましょう。
Wiseは日本語対応のカスタマーサポートがあるので、利用してみるといいですね。
Wiseデビットカードの入金について
Wiseデビットカードの入金方法を解説します。
Wiseデビットカードへの入金方法(チャージ)は、日本で登録した場合2つのみ。
- デビットカード(VISA、Mastercard、Maestroのみ対応)
- 銀行振込
方法として簡単なのは日本のデビットカードを使った入金です。
日本のデビットカードでWiseデビットカードをチャージした場合、即座に反映されます。
クレジットカードでの入金はできませんので注意してください。
保有する通貨・入金する通貨について
保有する通貨・入金する通貨についての解説です。
保有する通貨について
Wiseにはマルチカレンシー口座という、世界50通貨を保有できる口座があります。(正確にはアカウントだけで銀行口座のようなものではない)
日本円、アメリカドル、カナダドル、ユーロ、ペソ…
様々な通貨を一つのアカウント上で管理できます。
また、アカウント上ではいつでも別の通貨へ両替が可能。
日本円→アメリカドル、アメリカドル→カナダドル、日本円→ユーロなど、自在に両替ができます。
Wiseアカウント上に資金さえ保有しておけば、両替はいつでもできるのがポイントです。
入金する通貨について
Wiseへ入金する通貨の選択肢は以下。
- 日本円
- 外貨
どの通貨を自分が欲しいのかによって、口座(アカウント)へ入金先は変わります。
例1)カナダドルがほしい場合。
日本のデビットカードでほしい金額だけWiseアカウント上へ入金。
すると、入金した額に合わせたカナダドルが手に入ります。
例2)カナダドルを持っていて、アメリカドルがほしい場合。
カナダドルの支払に使えるカナダのデビットカードで、ほしい金額だけWiseアカウントへ入金。
すると、入金した額に合わせたアメリカドルが手に入ります。
日本円で入金しても、外貨で入金してもほしい通貨を手に入れることができます。
既に書きましたが、Wiseアカウント上に資金があれば、いつでもどの通貨でも両替ができます。
Wiseデビットカードへの入金方法
Wiseデビットカードへの入金方法を紹介します。
今回は、オーストラリアドルが欲しいので、日本円を入金して手に入れます。
ここでのポイントは、「あなたが欲しい通貨」と「欲しい通貨を買うために入金する通貨」を確認することです。
\ オーストラリアドルを日本円でチャージしました /
チャージしたい外貨の金額を入力。
支払いに使う通貨を選びましょう。
送金の目的を選びましょう。
銀行振込の場合
デビットカード入金の場合
デビットカードでの入金は、VISAかMastercardのみ対応です。(一部Maestroも)
銀行振込の場合
デビットカードの場合
デビットカードでの入金を選んだ場合は、ここのステップで終了です。
Wiseの口座へ資金を振り込みます。
自身での振込が完了し、Wiseが入金を確認するとマルチカレンシー口座へチャージされます。
まとめ
Wiseデビットカードの使い方を一通り解説してきました。l
Wiseは使い始めるとお得ですし、簡単に操作もできます。
しかし、はじめはなかなか仕組みを理解するのも難しいのが実際ですよね。
この記事を読んで、Wiseデビットカードをさらに使いこなせるようになってもらえると幸いです。
いまいちわからないぞ。という方は、ブックマークして使ってみてください。
海外へ行くなら、今すぐWiseデビットカードの準備を!
Wiseデビットカードを使うには、Wiseへの会員登録をすることが始めの一歩。
登録後は本人確認が必須だったりと、Wiseデビットカードを手に入れて使うまでには時間が必要です。
本人確認には7日ほどかかるようです。
海外へ行く予定があるのなら、今すぐに準備を始めましょう。
Wiseデビットカードは海外から送られてくので普通便で12日前後かかります。
追加料金を払うなら速達を選択できて、手元に届くまで4日ほど。
\年会費・維持費は完全無料!/
いつでもどこでも。世界50通貨を自由に持てる|デビットカード発行手数料は¥1,200のみ