英語を使えるようになりたいけど、お金も時間もない…
高額な英会話スクールなんて通えないし、学習本だけじゃ英語を伸ばせるか心配
そんな方向けに、オススメの勉強法をご紹介します
今回は僕が海外で働けるようになるまでサバイバル的に行った「お金をかけない英語の学習法」をご紹介します
0円でできるものから1000円ほどの出費のものまで紹介
お金をかけずに英語を伸ばす方法5選!
僕が実践してきた学習方法をご紹介します。
- スマホの「辞書アプリ」をフル活用(無料)
- 映画で学習
- 無料英語学習サイトをやり込む
- 仮想の友人とスピーキング練習
- 中古の単語帳を使う
「これで英語が伸びるの?」と思うかもしれません。
しかし、僕の場合1年間日常的に継続したところ、普段の生活ではほぼ困らなくなりました。
ここからは各項目ごとに詳しく説明していきます。
スマホの「辞書アプリ」をフル活用
この方法は僕が一番おすすめしたい学習方法の1つ
オススメのスマホ辞書アプリ
使いやすいアプリを選ぶのがいいと思いますが、僕がずっと使っているのは「Bravololの辞書・翻訳アプリ」です。
無料にも関わらず機能が豊富で、オフラインでも使えます。
単語の発音もアメリカ英語・イギリス英語の2種類があるので聞き分けて覚えることができますよ。
とっても使いやすいので辞書アプリを探している方は一度試してみてください。
オススメの使い方
最近のスマホの辞書アプリには無料でダウンロード可能にも関わらず、ブックマーク機能や単語の発音機能もついています。
このアプリの機能をフル活用して英語を伸ばしましょう。
具体的な方法は以下です。
最初のポイントは「目についたもの・思いついたことで分からない単語」をすぐに辞書で調べることです。
例えば、あなたが電車に揺られながら帰宅する途中にふと
「今月は給料少なかったなぁ」「給料って英語で何ていうんだろう」
と思いついたとしましょう。
そんな時は辞書アプリをすぐに開いて検索、必要であればブックマークをする。
日常的にこの動作を習慣化してみてください。
「後でやろう」という考えは、せっかくのボキャブラリーを増やせるチャンスを失うことになってしまいます。
続けることで、確実にひと月後に使えるボキャブラリーの数が増えています。
次にすることは、「発音」をしっかりと確認することです。
できればアメリカ英語、イギリス英語などで分けて確認してみてください。
理由はカンタンで、初めて覚える単語を視覚だけで覚えてしまうと日常会話で出てきた時あるいは会話で使いたい時に使えないからです。
国籍によってイントネーションは様々。
「伝える」「聞き取る」は会話の中でとっても重要なように感じます。
何度でもリピートして音で覚えましょう。
同時に、発音を真似て自分でも発声してみるとより早く身につきますよ。
英単語を覚えるとき注意したいのが、ただ単語だけを覚えてしまうことです。
短期的に覚えただけでは何度もインプットを繰り返さなくてはいけず、僕の場合はすぐに飽きてしまいます…。
身体に染み込ませるように、短くてもいいので自分なりに頭の中で文章を作ってみてください。
文ができたらそれを口に出して唱えてみましょう。
唱えるときは先ほど確認した「発音」に気をつけてみるといいです。
あたらしく覚えた単語を使った熟語や、意味合いの近い単語など徐々に広げていけるとより会話の中でも使えます。
【例】
新しく覚えた英単語→「給料:salary」
意味合いを広げて覚える→「昇給:salary raise」
といった感じです。
「辞書アプリ」を使うメリット
理由はズバリ3つ「無料、手軽、習慣的にしやすい」からです。
- ①無料でダウンロードできる
-
基本的に無料でダウンロードできるもので十分です。
注意したいポイントとしては調べた単語の「発音機能」がついているものを選びましょう。
- ②手軽に使える
-
ひと昔前までは、電子辞書などが英語学習によく使われていたと思いますが現在はスマホアプリに十分な機能があります。
日常生活で気になった単語や発音などはその場で調べることができて、「なんだったっけ…?」となる前に解決できます。
- ③習慣的に使えるようにできる
-
②の理由にも言えますが、日常生活にはとにかく使える英単語が溢れています。
日常生活で疑問に思った言葉は「すぐに調べること」が、ボキャブラリーを増やしていく近道です。
「後からやればいいや」「まとめて調べよう」
なんて考えずに手元にあるスマホで調べる習慣をつけましょう。
一番重要なポイントは…
スマホの辞書アプリを使った勉強方法でいちばん重要なポイントはひとつ
とにかく日常的に行う
ということです。
とにかく手当たり次第に、疑問に思ったことは「検索・ブックマーク・発音チェック」をして自分の言葉のレパートリーを増やしてみてください。
映画で学習
海外に来て初めてFODに契約しましたが、英語学習に映画は最適です。
なぜなら、楽しみながらボキャブラリーやスラングのレパートリーを増やしていけるからです。
そして何より英語を聞く力(リスニング力)をグッとレベルアップすることができます。
映画をつかって英語学習を始める前に
実は映画を使って学習を始める前に注意しておきたいことが何点かあります。
特に英語初心者の方は要注意です。
- 1度日本語字幕でストーリーを知っておく
-
1度でも映画の内容が頭に入っていると、リスニングしたときに自分の知っている単語などとセリフがマッチして理解が深まります。
逆に全く知らない内容の映画だと理解できない、聞き取れないことなどが何度も起こるので楽しくないです。
- 自分のレベルに合った映画を選ぶ
-
残念ながら、自分が好きな映画が自分の英語レベルに合っているとは限りません。
話の内容が難しすぎたり、複雑な英単語が連発される映画だとあまり成長にはならないように感じます。
- なるべくわからない内容・単語は調べる
-
わからない単語が劇中に出てきたら、いったん止めて調べましょう。
中にはスラングや熟語が使われていたりするので、ネット検索に頼ってみてください。
オススメの使い方
ここでは知っている映画を使った学習を前提にします。
初心者にはなかなかハードルが高いですが、何度かみているうちにセリフが聞き取れるようになります。
話し方やリアクションの仕方なども勉強になるので真似して練習してみてください。
英語字幕で見ていると、分からない単語が視覚的にすぐにわかるのと、話し言葉になったときの文法の変化なども楽しいですよ。
【大切なポイント】
分からない単語や表現はそのままにせず、できるだけ調べてください。
中にはネイティブが日常会話で使う表現が山ほど出てきます。
ゆっくりでOKなので、ちょっとずつ吸収していきましょう。
映画を楽しみましょう。
内容ももちろんですが、慣れてくると登場人物の話し方・訛り・表現の方法などがとっても面白いですよ。
アメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語のアクセントの違いを聞くのも楽しいですし、「これでもか!」ってくらいにバットワードを聞いているのも一つ勉強になります笑
俳優のブラッド・ピットが役柄によって話し方を変えているのを知った時には感動しました。
無料英語学習サイトをやり込む
文法の理解にはとっても時間がかかります。
僕自身もまだまだ完璧にはほど遠い位置にいますが、時間ができた際にひたすらに無料の学習サイトをやりこんで文法を覚えました。
僕の現在の文法の知識の7割は、以下でご紹介するサイトで得たものです。
最初のころは「〇〇ができない」というより「何もできない」レベルでした笑
僕が学習に使ったサイトは「英語喫茶」という無料の英語学習サイトです。
このサイトは、僕の出身である北海道にゆかりのある運営者さんが作られたサイトのようです。(個人的に応援しちゃう)
大学の先生方が監修されたり、書籍化されたりと信頼性の高い英語学習サイトです。
見た目はちょっぴりレトロなサイトですが学習のしやすさは文句なし。
興味のある方はぜひ利用してみてください。
仮想の友人とスピーキング練習
日本人の英語学習者が抱える問題で大きなものはやはりスピーキングではないでしょうか?
「英会話で言葉が出てこない」「もっと会話できるようになりたい」「覚えた単語を会話で使えるようになりたい」
そんな方はぜひこの方法を試してみてください。
日常のスキマ時間に行う「おひとりコンバセーション」
海外に来てからも、なかなか友達ができずスピーキングが伸びなかった僕が行き着いた勉強法
それは、スキマ時間も1人で喋りまくることでした。(頭の中で)
すべてを「英語」で行う
想像するのは誰でもOKですが、誰しも1人くらいはリアルの友人がいると思うので、その人との普段の会話を思い出してみてください。
その会話全てを頭の中で「英語」でしてみます。
ポイントは「具体的に想像すること」です。
こんな質問には「彼・彼女」ならこんなふうに返してくるだろうなぁ
とリアルに想像してみてください。
想像の会話の中ではきっと「言いたいことが英語で分からない!」
なんてことが出てくるはずです。(表現や単語など)
そんな場合は辞書やネットで検索して疑問をサクッと解決していきましょう。
最初はどうしても単調な会話になってしまうと思います。
できる限り長く、会話を広げるようにトライしてください。
最終的には、全ての会話を発声してみるのがベストです。
やはり言葉にしてアウトプットしてみると実際の会話でもスムーズに出てきやすいです。
練習を聞かれるのが恥ずかしい場合は「シャワーの最中・1人の時間」などに試してみてください。
中古の単語帳を使う
人によっては中古の書籍を使うことに抵抗があるかもしれませんが、新書は高いので僕は圧倒的に中古派です。
あえて中古を選ぶ理由は主に2つあります。
理由①
理由ひとつ目は「中古はやっぱり安いから」です。
古本屋さんに行けばレベル別にたくさんの英単語帳があふれています。
中には新品同様の本が新書の半額ほどで購入できます。
正直、初心者のレベルであれば単語帳は一冊あれば十分ですよ。
本がヘロヘロになるまで読み込んであげてください。
「英語を伸ばしたい!!」と思い立って購入した誰かが、全く手をつけずに売却してしまった本を有効活用してあげられます。
理由②
理由ふたつ目は「単語に流行りや覚え方は関係ないから」です。
僕が言いたいのは「単語は単語」であるということ。
本によっては文法に使う具体例なんかが載ってますが、単語を使うのはあくまで自分自身なのでシンプルに単語だけが載っているもので十分に感じます。
一冊あれば応用もできるし流行りに左右されません。なので、中古でOKです。
単語帳をうまく使うコツ
ですので単語帳で覚えた単語は必ず、「発音」も一緒に覚えると実際の会話で使えるようになりますよ。
【オススメの覚え方】
暗記した単語を使って短い英作文する。
作った英文をさらに発音してみる。
大切なポイントは、視覚情報に頼らないようにするため全ての工程を頭の中で行うことです。
この際、完璧は求めなくていいので「体に馴染ませる感覚」で行ってみてください。
単語帳を使った学習のステップ
・発音も同時に確認しておきましょう。
・覚えた単語を使って短い英文を作ってみましょう。
・実際の会話で使えるように声に出して発声してみましょう。
まとめ:英語学習に必要なのは「お金じゃない」
僕が英語を伸ばすためにやったオススメの勉強方法をご紹介しました。
今回ご紹介した内容は日常的に行うことで成果を発揮します。日本にいても海外にいてもです。
世間には高額な勉強教材・スクールなどがあふれています。
しかし英語学習に必要なのは決して「お金ではない」と僕は断言します。
お金持ちだけができるのが、英語学習ではありません。
英語学習は難しいです。時間もかかります。根気が必要です。
でも諦めずに続けると思いがけないタイミングで成果が返ってきます。
まずは、ちょっとしたことから始めてみてはいかがでしょうか。
この記事が英語学習に悩んでいる皆さんの背中を「ちょっぴり」押せたら幸いです:)
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