
日本から使えるオーストラリアの翻訳サービスはある?

日本に帰ってきたけどオーストラリアの会社に問い合わせたい。
通訳のTISって使えるのかな?
ボクホリオーストラリア政府のサービス、TISナショナルへ日本から電話して使ってみたので紹介します。どんな感じで使うのか参考にしてみてください。
日本からオーストラリアの手続きを行う際であっても、
「電話で英語が伝わるか不安…」
と、思う人はいるのではないでしょうか。
手続きでは日常生活とは違った英単語を使うことも多く、
電話でネイティブと話すのはちょっぴり不安ですよね。
そこで、オーストラリアのTISナショナルの電話通訳を使ってみたので、
内容を記事にしました。
日本から使う方法を紹介します。
- 日本からオーストラリアのTISナショナルを使う方法
- 国外から電話する際の電話番号
- 私が実際に使ってみて感じたことや注意点
日本へ帰国してしまったけれど手続きが必要で、
TISナショナルに日本語の通訳をしてほしい人はご覧ください。
オーストラリアから帰国後でもTISナショナルの電話通訳が使える

まずは結論から。
オーストラリアから日本へ帰国した後でも、TISナショナルの電話通訳が使えます。
オーストラリア国内だけ対象という訳ではないんですね。
日本やその他の国(国外)からの利用もお願いできるんです。
どんな時に日本からTISナショナルの通訳を使える?
日本からオーストラリアのTISナショナルの電話通訳を使う場合、
以下のようなケースが考えられます。
- 既に日本へ帰国したけど、オーストラリアの会社へ電話したい
- オーストラリア生活が終わったけれど、まだ手続きすべきことがある
- オーストラリアの政府機関に問い合わせしたいから、通訳をお願いしたい
ボクホリ日本帰国後にオーストラリアの会社・政府機関へ電話したい際にはTISナショナルを利用できるようです。
やり残した手続きや、日本からどうしても問い合わせたい内容などがある時には、
電話通訳をお願いできます。
日本からTISナショナルへ電話するには?
日本からオーストラリアのTISナショナルへ電話する際には、
オーストラリア国内からの電話番号とは違う番号へかける必要があります。
既に日本やその他の国に滞在している場合、
オーストラリア国内の番号へかけても繋がらない可能性があります。
日本からTISナショナルへかけるには国外からの番号「+61 3 9268 8332」へ

TISナショナルでは、国外からの問い合わせ番号は「+61 3 9268 8332」となっています。
使い方も簡単で電話するだけです。
ボクホリ私が日本から問い合わせた番号も「+61 3 9268 8332」でした。
通話は問題なくつながりましたし、タイムラグなどもありませんでした。
電話番号に含む「+」について

普段の生活で電話をかける際に「+」を入力することってないですよね。
電話番号の「+」を入力するには、
通話アプリのキーパッドから入力ができます。
多くの場合「+」が表示されている番号を長押しすると入力できます。
日本から電話をかける場合は国際電話になるので注意
日本を含むオーストラリア国外からTISナショナルへ電話する場合、
通話は「国際電話」になります。
つまり。通話料金が高額になってしまいます。
ボクホリ手続きに必要な内容であれば、仕方がないことですよね…
でも、できるだけ通話時間は短い方が料金が安く済みますね。
オーストラリア国外からTISナショナルへ電話する際には、
あらかじめ問い合わせ内容の整理をしたりして短い時間で済む工夫を考えた方がいいですね。
電話の開始から通話料金はかかってしまいます
TISナショナルへかけた場合、最初は音声ガイダンスが流れます。
国際通話の料金は、この音声ガイダンスの始まりから請求がスタートします。
何度もかけてしまうと、
その都度料金がかかるので注意してくださいね。
TISナショナルが使えるサービスは限られる
TISナショナルを使って電話通訳をお願いできる会社は、あらかじめ決まっています。
通訳を繋げられる会社は、
TISナショナルが提携している場所のみ。
提携していない会社・問い合わせ先には通訳をお願いできません。
ボクホリ全ての問い合わせに対して、通訳をお願いできるわけではないんですよね。問い合わせ先によっては、通訳を断られることもありますよ。
公式サイトで電話できると案内されているのは、
- 医師/医療機関(一般医、ナース、助産師など)を通じた診療 など医療サービス全般
- 薬局(Pharmacy)
- 不動産業者(私的な住宅取引など)
- 地方自治体(地方政府機関)によるサービス提供時
- 非営利団体(NGO) — 医療、福祉、住宅支援、緊急支援などのケースワーク/相談支援を行う団体
- 労働組合(Trade unions)による組合員支援など
となっています。
TISナショナルの使い方
さらにTISナショナルの使い方を知りたい人は、
以下の記事をご覧ください。
ボクホリ実際に電話をかけた際の音声ガイダンス(音)などを添付しています。
日本からオーストラリアのTISナショナルへ電話をかけた実体験
ここからは私の実体験を紹介していきます。
同じような方の参考になれると嬉しいです。
Westpacへ問い合わせたくてTISナショナルへ通訳を依頼
オーストラリアから日本へ帰国し、現地のバンク(Westpac)から日本へ送金をしようと試みました。
しかし。

久しぶりに銀行のアプリを操作し送金を試みると「拒否(Rejected)」のふた文字…
何度か試してもうまくいかず、
最終的に「詐欺の可能性がある」とログイン認識されアプリがロックされました。
ボクホリロック解除には、Wespacへの問い合わせが必須の状況でした。
帰国後に英語なんて使っていないし、電話のハードルは高い…
心細かったので、TISナショナルを使ってWestpacへ問い合わせしようと思ったんです。
Westpacへの電話は通訳対象外だった

私は日本からTISナショナルへ問い合わせました。
通訳さんには、Westpacから案内された問い合わせ番号を伝えましたが、
「私たちは電話することができません」
「Westpacへ直接問い合わせて、通訳を依頼してください」
とのことで、TISナショナルの提携外でした。
残念…
ボクホリ私が伝えた番号はWestpacの「詐欺・不正利用」に関するサービスデスクです。もしかすると、一般的な問い合わせ番号とは違っていて、通訳できなかった可能性もあります。
TISナショナルが提携していない問い合わせ先の場合、
通訳ができないことが実体験からわかりました。
日本から使ってみて感じたこと
日本からTISナショナルのサービスを使ってみて感じたことを紹介します。
私が感じたのは以下の3つです。
- すぐに繋がった
- 国際電話なので料金が高い
- 通話はクリアでラグもほぼない
それぞれ紹介しますね。
すぐに繋がった
日本からオーストラリアへの国際電話でしたが、
TISナショナルへはすぐにつながりました。
電話をしたのは平日の日本時間で15〜16時くらいです。
ボクホリ音声ガイダンス・オペレーター・通訳さんの流れで案内されますが、待ち時間は「ゼロ」です。スムーズでしたね。
国際電話なので料金が高い

驚いたのは日本からの国際電話の料金です。高い!
私は楽天モバイルを使っていましたが、
1分55秒の通話で476円の請求がきました。
楽天モバイルの国際電話料金は国によって変わります。
オーストラリアの場合は、
30秒あたり68円の料金がかかります。
ボクホリ手続きに時間がかかる場合は料金に覚悟が必要です…
通話はクリアでラグもほぼない
日本からの電話でしたが、
通話の際の音声はとってもクリアでした。
日本国内の通話とあまり変わらなかったです。
タイムラグもほぼなくて快適でした。
ボクホリ楽天モバイルは一時帰国の際から使ってますが、快適です。
乗り換え検討中の方にはおすすめですよ。
日本からオーストラリアの電話翻訳「TISナショナル」を使う際のまとめ
日本からオーストラリアの電話翻訳「TISナショナル」を使った実体験や、
電話番号について紹介しました。
以下に情報をまとめます。
- 日本からでもオーストラリアのTISナショナルは使える
- 通話は国際電話になるので、料金が高額になり注意が必要
- TISナショナルの電話通訳は提携している問い合わせ先のみが可能
- オーストラリア国外からの問い合わせは「+61 3 9268 8332」へかける
ボクホリ日本からオーストラリアへの問い合わせで、電話通訳が必要な方はTISナショナルを試してみるといいですね。
詳しい使い方は別の記事で紹介してるので読んでみてください。


