留学エージェントとの契約にクーリングオフは使える?キャンセル時の注意について

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留学エージェントとの契約をキャンセルしたい。
クーリングオフって使えるのかな?

留学エージェントと契約・解約でトラブルになってしまったら?
事前にクーリングオフについて知っておきたい。

ボクホリ

留学エージェントとの契約の際には、クーリングオフが使えるのか気になります。記事にて詳しく紹介しますね。

消費者を守ってくれる制度の『クーリングオフ』ですが、留学エージェントとの契約でも使えるのかどうか調べました。

「クーリングオフってどんなもの?」

「エージェントの契約解除・キャンセルはどうしたらいいの?」

など、気になる情報をまとめたのでご覧ください。

この記事でわかること
  • 留学エージェントにはクーリングオフ制度が使える?
  • 留学エージェントでクーリングオフが使えるケース
  • 留学エージェントとの契約で注意すべきこと
  • 留学エージェントとトラブルになった際の相談窓口
  • 留学エージェントとの契約に不安を感じた場合にすべきこと
この記事を書いた人
  • ワーホリ3年を経験
  • 海外生活6年を経験
  • オーストラリアで語学留学3ヶ月
  • ワーホリブロガー
  • ボクらのワーホリ運営者
ボクホリです
目次

留学エージェントにはクーリングオフ制度は使える?

解約の際に消費者を守ってくれる制度のクーリングオフ。

留学エージェントを契約したけれど、キャンセルしたいからクーリングオフ制度を使いたい。

留学エージェントとの契約でも使えるか気になる。

そんな人もいますよね。

結論から言うと、留学エージェントとの契約ではクーリングオフ制度は使えません。

しかし留学エージェントによっては独自にクーリングオフ制度を設けている場合もあります。

これらを踏まえてエージェントとの契約には注意が必要です。

クーリングオフについての基本情報

言葉はなんとなく聞いたことがあるけれど、クーリングオフの内容に馴染みがない人も多いですよね。

ここではクーリングオフの基本情報について簡単に記載します。

クーリング・オフとは?

クーリングオフは、消費者が一定の条件下で契約後に無条件で契約を解除できる制度。

この制度は、訪問販売や電話勧誘販売など、消費者に不利益が生じやすい取引形態に対して適用されます。

ボクホリ

クーリングオフは契約や購入してしまった後でも解約を保証する制度。
消費者を守ってくれるものです。

しかし、留学エージェントが提供するサービス(手続きサポート、コンサルティングなど)は、クーリングオフ適用外になることが多いです。

なぜなら、留学エージェントのサービスは通常の業務契約やサービス契約と見なされるからです。

契約が店舗内で自ら申し込んだ場合や、オンラインでの申込である場合は、クーリングオフの対象にはならないことが一般的です。

クーリングオフを使える期限

クーリングオフは使うことができる期限が決まっています。

クーリングオフを使う場合、契約書面を受け取った日から定められた期間内(通常は8日または20日以内)である必要があります。

ボクホリ

ほとんどの場合は8日以内と期限が決められています。
期限を過ぎるとクーリングオフを使えなくなります。

クーリングオフを使う方法

クーリングオフを使う方法を紹介。

以下が主な流れです。

  1. クーリングオフの適用条件を確認
  2. クーリングオフの意思表示を行う
  3. クーリングオフ通知書を送付する
  4. 返送の指示があれば対応する

\ クーリングオフの使い方 /

STEP
クーリングオフの適用条件を確認

契約がクーリングオフの対象となるか確認します。

クーリングオフの対象になるかどうかは、国民生活センターの記載を確認しましょう。

>>>国民生活センター|クーリング・オフ

STEP
クーリングオフの意思表示を行う

クーリングオフを行う意思を、書面で通知します。

書面で通知する理由は、後で証拠として残せるため重要。

通知書には以下の内容を記載します

  • クーリングオフを行う旨(「契約を解除したい」と明記)
  • 契約者の氏名、住所、電話番号
  • 契約日と契約内容の概要
  • 事業者名および担当者名(わかる場合)
STEP
クーリングオフ通知書を送付する

STEP2で作成した通知書は、内容証明郵便特定記録郵便を使って送付します。

これにより、いつ相手に届いたかを証明できるため、トラブルを避けるためにも安全です。

クーリングオフ期間内に適用する場合、解約手数料やキャンセル料を請求されることはありません

すでに支払った代金があれば、全額返金されます。

STEP
返送の指示があれば対応する

商品を伴う契約の場合、事業者から商品返送の指示があれば、それに従います。

返送にかかる費用は事業者負担となります。

留学エージェントの場合には、英語学習教材などが挙げられる可能性があります。

クーリングオフについての詳細は、国民生活センターのページを参照してください。

>>>国民生活センター|クーリング・オフ

留学エージェントでクーリングオフが使えるケース

留学エージェントでクーリングオフが使えるケースはどのような場合なのか。

それはズバリ、留学エージェントがクーリングオフを採用している場合です。

エージェントのキャンセルポリシーや契約の規約に「クーリングオフ」の記載があると、契約後でもクーリングオフを使うことができるでしょう。

クーリングオフを採用している留学エージェント

クーリングオフを採用している留学エージェントを検索してみると「成功する留学」が上がってきました。

「成功する留学」の公式サイトには、クーリングオフを採用しているとの記載があります。

>>>成功する留学|よくある質問

ボクホリ

万が一のキャンセルでも、クーリングオフを使えると案内しているのは、信頼性がありますね。さすが大手の留学エージェントです。

留学エージェントとの契約で注意すべきこと

留学エージェントとの契約で注意すべきことを紹介します。

すでに紹介した通り。

基本的に留学エージェントとの契約ではクーリングオフ制度を使うことはできません。

なので、契約の際には最新の注意が必要です。

  • キャンセル料について
  • ポリシー・規約
  • カウンセラーに確認

契約前には以上の項目にしっかりと注意をしましょう。

キャンセル料について確認

留学エージェント契約の際にはキャンセル料について確認しましょう。

多くの場合、留学直前になってのキャンセルには「キャンセル料」がかかります。

また、留学エージェントによって留学スタートまでの期間で独自のキャンセル料を設けている場合もあります。

例)「留学3ヶ月前はキャンセル〇万円(または30%返金など)」

ボクホリ

留学エージェントは渡航先の学校やホームステイ先との兼ね合いがあるので、なかなか簡単にキャンセルや変更ができない仕組みになっているみたい。

ポリシー・規約をよく読む

契約の際には「ポリシー・規約をよく読む」ことが必要。

特に解約・キャンセル・契約・サポートなどの項目は注意して読みましょう。

カウンセラーに確認をとる

留学エージェントの窓口は専門のカウンセラーです。

契約を結ぶ前には、小さなことでもカウンセラーに確認するのがいいですね。

  • オプションの費用
  • キャンセル料
  • 契約から渡航までの流れ

など細かく質問して確認を取りましょう。

カウンセラーとのやり取りは保存しておくのがおすすめです。

メール、LINE、電話などはできるだけログを残しておきましょう。

ボクホリ

カウンセラーとのやりとりはできるだけ保存しておくと、万が一エージェント側とトラブルになった際には証拠として使えます。

留学エージェントでクーリングオフが使えずトラブルになったら?

もしも留学エージェントと契約しトラブルになったら?

「すでに契約してしまったけれど、クーリングオフは使えそうにないし困った…」

そんなトラブルを抱えてしまった場合に相談できる場所を紹介します。

相談できる場所
  • NPO留学協会(内閣府認証特定非営利活動法人)
  • 各地の消費生活センター(消費者ホットライン)
  • (独)日本学生支援機構 留学情報センター|海外留学情報サイト

参照|消費者庁|留学等あっせんサービスをめぐるトラブルと消費者へのアドバイス

NPO留学協会(内閣府認証特定非営利活動法人)

NPO留学協会は、消費者庁の資料の中にも、相談窓口として記載がある機関です。

留学に関するトラブルに巻き込まれてしまった場合には、相談窓口へ相談しましょう。

ボクホリ

NPO留学協会には「留学トラブル相談フォーム」があります。

各地の消費生活センター(消費者ホットライン)

留学エージェントとのトラブルに巻き込まれてしまった場合、消費者庁の「消費者ホットライン」を利用できます。

(独)日本学生支援機構 留学情報センター|海外留学情報サイト

留学全般に関する質問を受け付けている機関です。

サイトを運営しているのは、文部科学省が所管する団体の一つです。

電話での問い合わせもできるようでした。

悪質な留学エージェントを避けるには?

留学エージェントの中には、悪質な留学エージェントも存在します。

悪質な留学エージェントと契約してしまうと解約・キャンセルのトラブルに巻き込まれてしまいます。

大切な留学資金や準備の時間を大幅に失ってしまうことにもなりかねません。

悪質な留学エージェントに関しては情報をまとめたので特徴など参考にしてください。

留学エージェントとの契約に不安を感じたらすべきこと

留学エージェントとの契約に不安を感じたら、まず「契約しないこと」が重要。

内容に納得した上で契約するのが、留学を安心してスタートさせる大切なポイントです。

さらに、別の留学エージェントと比較してみることも必要ですね。

JASSOが運営する留学情報サイトの報告を見た場合。

全体の29%の人が資料請求・問い合わせをしたのは、1社のみと答えています(2社以上利用した留学生は全体の19.7%)

ボクホリ

エージェント選びは確かに難しい。
だけど、問い合わせた1社のみで契約をしてしまうのはリスクがあるように感じます…。

失敗するのを防ぐのであれば、留学エージェントは複数社を比較するのがおすすめです。

留学エージェントのクーリングオフに関するまとめ

留学エージェントのクーリングオフに関する情報のまとめです。

多くの場合、留学エージェントとの契約ではクーリングオフ制度は使うことができません。

理由は、留学エージェント(留学あっせん業者)のサービスは「無形のサービス」として扱われる為。

一部のクーリングオフを採用しているエージェントのみが使えます。

ボクホリ

エージェントと契約してしまうとキャンセル料などがかかるので、契約は慎重にしましょう。複数社を比較してみて、注意深く選ぶのがおすすめ。

無料の資料請求&問い合わせで留学エージェントを比較する

多くの留学エージェントでは、無料の資料請求・問い合わせ・カウンセリングを行なっています。

契約前に留学エージェントの雰囲気や、カウンセラーのサポートを感じることができます。

ぜひ複数社から留学エージェントを比較してみてください。

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