Wiseデビットカードを使ってATMからお金を下ろしてみたい
方法ってどうしたらいいの?
Wiseデビットカードを使ってATMから現金を引き出してみました
方法を解説しているので参考にしてみてね
海外で現金が必要なときに使えるのがWiseデビットカードです。
Wiseデビットカードを使えば海外ATMから、かんたんに現金を引き出すことができます。
オーストラリアのATMから、Wiseデビットカードを使って現金を引き出してみたので紹介しますね。
注意点も記載したので、参考にしてみてください。
- 海外ATMから引き出す手順
- Wiseデビットカードを海外で使ったときのお得さ
- Wiseデビットカードの海外ATM手数料について
- Wiseデビットカードを海外ATMで使う前に確認すべきこと
\Wiseへの登録方法はここをチェック!/
事前に確認すべきこと4つ|Wiseデビットカードを海外ATMで使う前に
Wiseデビットカードを海外ATMで使う前に、確認すべきことをまとめておきましょう。
実際にATMからキャッシングする前に、以下の4つをチェックしてみてください。
①アクティベート
Wiseデビットカードをアクティベートしておかなければ、現金を引き出せません。
アクティベートに関しては発行した年月日によって変わるので、以下を参考にしてください。
新しいカードの場合
2023年3月27日以降に、日本で発行されたカードであればアクティベートはかんたん。
カードと一緒に届いた6桁のPINコードをアプリで入力すると使えるようになります。
カードと一緒に届く、6桁のPINコードを入力することで有効化が可能。
- Wiseアカウントにログインする
- ウェブサイトまたはアプリの「カード」をタップする
- 「今すぐ有効化する」を選択する
- カードと一緒に届いた紙に記載された6桁のコードを入力する
古いカードの場合
レアなケースですが、Wiseデビットカードを持っていてずっと使っていない人は注意。
いずれかのATMで、カードの暗証番号(PIN)を入力して、残高照会を行うことで有効化できます。
著者は、イオンのATMで残高紹介をしたところ、Wiseからアクティベート完了のお知らせがきました
カードの暗証番号(PIN)は、アプリで「カード」を選ぶと確認できます。
- イオン
- イーネット
- ビューカード(現在未対応)
- デイリーヤマザキ
②資金をマルチカレンシー口座へ入れておく
Wiseデビットカードで、現金引き出しまたは決済する際にはチャージが必要です。
資金をマルチカレンシー口座にチャージしておかなければいけません。
資金のチャージ方法については解説記事がありますのでご覧ください。
Wiseデビットカードは、Wiseのマルチカレンシー口座に紐付いています。
決済の時はマルチカレンシー口座の残高から引き落とされます。
Wiseの仕組みはちょっぴり複雑です。
マルチカレンシー口座についても一度おさらいしておくといいかもです。
\ Wiseマルチカレンシー口座について /
③暗証番号
Wiseデビットカードを使って、ATMからキャッシングするには暗証番号が必要になります。
暗証番号は、Wiseアプリの「カード」から確認できます。
「PINを表示する」を選択すると4桁の暗証番号が表示されますよ。
ATMからの引き出しの際には、間違えないように入力してください。
\ PINナンバーの確認方法 /
3回以上間違えて入力された場合は、カードに自動でロックがかかります。
解除するには、以下で説明しているPINロック解除の方法を試してください。
④PINブロック
海外のATMでキャッシングをする前に、PINブロックを解除してみてください。
PINブロックを解除していない場合、ATM操作の時に引き出しができない可能性があります。
著者がオーストラリアのATMでキャッシングした際、PINブロックを解除しておらず、画面には「Incorrect PIN」と表示されました。
その後、PINブロックを解除したところ現金を引き出せましたよ
\ PINブロック解除の方法 /
Wiseデビットカードで海外ATMから現金を引き出す手順
Wiseデビットカードで、海外ATMから現金を引き出す手順を紹介します。
今回はオーストラリアのATMから、現地通貨を引き出してみました。
Wiseデビットカードを初めて海外で使う人は、手順に沿ってやってみてね
事前に4つの項目を確認しておきましょう。
- 暗証番号(PINナンバー)の確認
- PINロックの解除
- 残高の確認
- アクティベート
カードの向きなどに注意してください。
Wiseデビットカードの4桁のPINナンバー(暗証番号)を入力します。
4桁のPINナンバーはWiseアプリから確認できるのでチェックしましょう。
引き出しを選択します。
引き出し先はChequeまたはCreditのどちらでも可能です。
著者は、Chequeから引き出しました。
悔しいですが、ATM利用手数料がかかりました。
モヤモヤしながらAccept(同意)しましょう。
ATMによっては無料の場所もあるはずです。
WiseデビットカードでATMから現金を引き出すメリット
Wiseデビットカードで海外のATMから現金を引き出せば、手数料でメリットがあります。
以下で解説しているので読んでみてください。
WiseデビットカードATMで使えば手数料は最低限
Wiseデビットカードで、ATM引き出しした際の手数料は最低限で済みます。
- デビットカードなので利息がかからない
- 外貨での決済が可能なので海外事務手数料はかからない
- 月2回、30,000円相当額までの引き出しであれば、手数料は無料
Wiseデビットカードはクレジットカードとは違います。
Wiseマルチカレンシー口座へチャージした海外の通貨を決済に使うため、「海外事務手数料、利息など」はかかりません。
さらに、Wiseデビットカードの国際ブランドはVISAです。
VISAの世界シェア率はNo.1なので、どの国のATMでもキャッシングができると言って良いでしょう。
Wiseデビットカードの仕組みや、資金のチャージ方法については別の記事で解説しています。
もしもWiseマルチカレンシー口座に日本円しかない場合でも大丈夫
Wiseマルチカレンシー口座に、外貨の残高を持っていない場合(日本円しかない場合)でも、現金の引き出しは可能です。
Wiseデビットカードのすごいところは、残高口座に日本円しか入っていなくとも、自動的にフェアなレートで外貨決済がされるところ。
しかし、アカウントに保有していない通貨を出金した場合には、両替手数料がかかってしまいます。
例)マルチカレンシー口座に「日本円」のみ保有→ユーロで決済すると「日本円からユーロへの両替手数料」がかかる
なので、海外へ行くことが決まったら為替レートを確認し、Wiseの外貨残高へ事前にチャージしておくと良いですね。
一般クレジットカードのメリットとデメリット
海外で現金が必要になった際に、ATMからのキャッシングを考える人は多いと思います。
なぜなら海外ATMキャッシングのメリットは意外と多いからです。
- 外貨両替所よりもお得
- レートのいい両替所を探す手間がない
- 比較的どこでもATMから現金が手に入る
- 大量の現金をもたずとも少額から引き出せる
などが挙げられますね。
しかし、クレジットカードには手軽な反面デメリットもあります。
それは…
- 日本のクレジットカードを使って海外キャッシングした場合には返済までの利息がかかる
- 海外事務手数料が上乗せされてしまう
- キャッシングのたびに毎回ATM利用手数料がかかる
など、使い方によっては無駄な手数料がかかってしまう場合も…
すぐに返済できない場合や、毎回手数料を払いたくない場合には、Wiseデビットカードが圧倒的にお得です。
実はWiseデビットカードは海外ATM手数料が無料
Wiseデビットカードで海外ATMから現金引き出しした際には、一部手数料が無料です。
ATMからの引き出しは月2回、30,000円相当額までの引き出しであれば、手数料無料。
それ以降は、1回の引き出しにつき固定手数料として70円がかかります。(2023年時点)
また、月間30,000円相当を超える出金の場合は、1.75%の手数料と固定手数料の70円がかかります。
海外ATMでは個別で、ATM利用手数料がかかる場合があります。
著者がオーストラリアのATMから引き出した際に、$7.50のATM手数料がかかりました。
この手数料は、設置されているATMの手数料なので、無料のATMを探すほかに節約の手段はないでしょう。
余談ですが、上記と全く同じATMで、日本のクレジットカードを使ってキャッシングしてみました。
すると、二つの手数料が請求されてしまいました。
- $7.50|オーストラリアのATMが設定する手数料
- ¥110|クレジットカード会社の設定する海外ATM利用手数料
個別のATM手数料はキャッシング額として(含まれて)、クレジットカード会社に請求。
さらに110円の海外ATM利用手数料を請求されていました。
「ATM個別の手数料+海外のATMを使った手数料」
の二つの金額を請求されちゃった…
Wiseデビットカードは、個別ATM手数料の$7.50だけです。
WiseアプリではATM出金の状況も確認可能
WiseデビットカードでATMから現金を引き出した場合、Wiseアプリで明細を見れます。
Wiseアプリでは「無料出金できる回数、残りの出金可能な金額など」をアプリで確認できますよ。
無料で引き出しができる範囲でデビットカードを使えば、無駄な手数料を払わずに済みますね。
Wiseデビットカード発行国によって手数料は変わる
WiseデビットカードでATMから引き出す際に注意したいのはカードの発行国です。
Wiseのデビットカードを発行した国によって、固定手数料が変動します。
以下は、Wise公式で公表されている出金限度額と固定手数料の金額です。
地域 | 1か月あたりの無料出金限度額 | 固定手数料 | 変動手数料 |
---|---|---|---|
オーストラリア | 350 AUD | 1.50 AUD | 1.75% |
ブラジル | 1,400 BRL | 6.50 BRL | 1.75% |
カナダ* | 350 CAD | 1.50 CAD | 1.75% |
EEA | 200 EUR | 0.50 EUR | 1.75% |
日本* | 30,000 JPY | 70 JPY | 1.75% |
マレーシア | 1,000 MYR | 5 MYR | 1.75% |
ニュージーランド | 350 NZD | 1.50 NZD | 1.75% |
シンガポール* | 350 SGD | 1.50 SGD | 1.75% |
イギリス | 200 GBP | 0.50 GBP | 1.75% |
アメリカ | 100 USD | 1.50 USD | 2.00% |
日本で発行した場合には月に¥30,000まで。
オーストラリアで発行した場合、月に$350までのように発行国で変わるようです。
まとめ:Wiseデビットカードで海外ATMから現金を引き出す注意点
Wiseデビットカードで海外ATMから、現金を引き出す前に、4つの注意点を確認してください。
- 暗証番号(PINナンバー)の確認
- PINロックの解除
- 残高の確認
- アクティベート
ATMから引き出しする前には最低限以上の4つを確認しましょう。
PINコードはWiseアプリで確認できます。
3回以上PINコードを間違えると、自動でロックがかかります。
もしもロックされた場合には、アプリから「PINブロックの解除」を試してください。
海外行くならWiseデビットカードを準備しよう
海外での支払いやキャッシングには、Wiseデビットカードを使うとお得です。
Wiseデビットカードの取得には数日〜数週間ほどかかることもあります。
海外への予定が決まったらすぐに準備しましょう。
Wiseへの登録後にカードは発行可能になりますよ。