リゾートバイトってどんな感じなの?
リゾートバイトで働くメリットやデメリットって何かある?
全国各地のリゾート地に赴いて、住み込みしながら稼げるリゾートバイト。
普通のアルバイトとはひと味違う働き方ですが、メリットやデメリットって気になりませんか?
- リゾートバイトの基本情報
- リゾートバイトのメリット
- リゾートバイトのデメリット
などを紹介。
初めてリゾートバイトを利用する人に向けて、気になるデメリット部分も著者の経験から紹介しています。
リゾートバイトならではのメリット(価値)がある
アルバイトや派遣社員の働き方の中でも、リゾートバイトには他とは違ったメリットがあります。
著者が感じるリゾートバイトのメリットは以下
- 爆速で貯金ができる
- 人間関係を自由に構築できる
- 全国どこでも旅するように働ける
- 出会ったことがない価値観の持ち主と出会える
- リゾートバイトで磨かれたスキルはどこでも生きる
などなど、リゾートバイトならではの働き方のメリット(価値)があります。
著者はリゾートバイトを経験して、人生が変化した一人でもあるので、興味がある人にはぜひお勧めしたいです。
リゾートバイトってどんなもの?
リゾートバイトについての、基本情報をおさらいします。
初めてリゾートバイトに行く人は、参考にしてみてください
- 働く期間は短期〜長期で自由に選べる
- 寮費、水光熱費、食費は基本的に無料
- 住み込みで(寮や客室)現地滞在する
- 専門のリゾートバイト派遣会社に登録が必要
- 北海道から、沖縄まで幅広い勤務地で働ける
- 職場は温泉地、スキー場、テーマパーク、ホテルなど様々
- 大学生、20代〜50代の社会人まで、様々な人が利用している
短期間でお金を貯めたい人、スキルの幅を広げたい、旅するように働きたい人にはおすすめ!
スタート前に知っておきたい。リゾートバイトのデメリット
リゾートバイトを始める上で、気になるのはデメリットの部分ですよね。
リゾートバイトのデメリットは、経験者にしかわからない部分ですので、
スタート前にしっかりとチェックしておきましょう!
著者の体験談からご紹介すると以下のようなデメリットが…
- 肉体的にしんどい
- 目的を見失いがち
- 人間関係が濃すぎる場合もある
- 多忙すぎて社畜化することがある
①|肉体的にしんどい
勤務先によっては、長時間労働で体力勝負の場所もあります。
繁忙期にはなかなか休みも取れず、体がしんどいことも…
体力に自信がない方や、稼ぎはそこそこでOK。と言う人は、事前に派遣会社に相談しましょう。
著者のリゾートバイト体験
以前、著者はとある温泉地の、大きなホテルで働いていました。
赴任場所は巨大なビュッフェスタイルのレストラン会場です。
ホテルの調理場から料理を運ぶポジションを担当していた著者は、ホテル内を一日中行ったり来たり。
1日の移動距離は、なんと10キロ!
毎日10キロ歩く&6日勤務することを想像してみてください…
しかも、支給されていた仕事着は、革靴を履かなければいけませんでした。
②|目的を見失いがち
働きやすい場所であれば、リゾートバイトでは契約を延長することも可能です。
いい職場で働けるのは貴重ではありますが、
しばしば、本来のリゾートバイトにきた目的を見失ってしまう場合があります。
- 留学のためにお金を貯める
- ワーホリのために英語を伸ばしながら資金調達
- 質の高いスキルを身につける
など、リゾートバイト後の目的がある方は要注意!
人は安定を好み、変化を嫌うんです
頑張っている理由を忘れちゃだめですよ
③|人間関係が濃すぎる場合もある
リゾートバイト先の人間関係は「運」です。
たまに濃すぎる人間関係の職場もあります。
- 毎回の飲み会、親睦会
- 新入りに厳しい上司
- パワハラ的な先輩
- 職場内のグループの対立
- 色恋沙汰
などなど…
特に、ホテル業では閉鎖的な空間で多くの人が働いているので、煮詰まってしまっている場合もあります。
リゾートバイトで現地に入る前には、派遣会社の担当から、現地の情報をしっかり聞いておきましょう。
著者のリゾートバイト体験談
以前、赴任したホテルでは人間関係が最悪でした。
先輩同士の対立や、上司のパワハラが蔓延していたことがあります。
今では笑い話ですが、
調理さんに包丁を向けられて怒鳴られたこともあります笑
今どき稀なケースではありますが、一部存在しているのは事実。
どうしても我慢ができない場合はすぐに、派遣先に相談しましょう。
④|多忙すぎて社畜化することがある
あまりにも多忙すぎて「自分は何をしているんだろうか…」と、虚無に落ちます。
特に繁忙期はどの部署もまさに戦場…
場合によっては人手不足などで、休みも取れず働き詰めになることもあります。
出勤して働いた分はしっかりとお金にはなりますが、ワークライフバランスが崩れてしまうことがあるので注意です。
著者のリゾートバイト体験談
著者がリゾートバイト経験の中で一番長く働いたのは、
基本出勤時間177時間(1日に約7時間勤務)、プラス残業時間が92時間(1日に約3,6時間残業)でした。
今でも鮮明に覚えているのが、
残業90時間を超えてくると「自分はここで○ぬかも」と本当に思いました。
当時は、お金を貯めたかったので、かなり過酷に働いていました…
現在は、どこの派遣会社も労働時間には厳しいです。逆に、思ったように稼げないこともあるかもです。
実はリゾートバイトのメリットはたくさん!
デメリットもありましたが、リゾートバイトはメリットの方ががたくさんあります。
特に、以下のような人にリゾートバイトはおすすめなんです。
短期間でがっつりお金を貯めたい人、今後のスキルの幅を広げたい、旅するように働きたい人
それでは改めて、リゾートバイトのメリットを紹介します。
- 爆速で貯金ができる
- 人間関係を自由に構築できる
- 全国どこでも旅するように働ける
- 出会ったことがない価値観の持ち主と出会える
- リゾートバイトで磨かれたスキルはどこでも生きる
詳しく紹介します。
爆速で貯金ができる
リゾートバイトで働くと、爆速で貯金ができます。
理由は
- 寮費、光熱費、食費が無料
- リゾート地にはあまり出費する場所がない
- 頑張れば手取り20万円オーバーは余裕でもらえる
年間で100万円以上の貯蓄も可能ですよ。
著者がリゾートバイト先で出会った20代の方の中には、
「世界一周のために」「留学、ワーホリ資金を貯めるため」「個人で事業を起こすため」
といった、今後のチャレンジのために働いている人も多くいました。
著者もリゾートバイトでワーホリ費用を貯めて、
オーストラリアへ渡航しました!
寮費、光熱費、食費が無料
リゾートバイトの案件には「寮費、光熱費、食費が無料」のものが多くあります。
出費を最小限に減らすことができるので、そのぶん貯金へ回すことができちゃうんですよね。
ところでみなさん、1人暮らしをした場合の1ヶ月の
「住居費、水道、光熱費、食費」って
いくらぐらいか予想できますか?
e-Stat(日本の統計ができる政府統計ポータルサイト)によると…
34歳以下で1ヶ月、一人暮らしの場合「住居費、水道、光熱費、食費」(2022年)平均額は、
住居費 | ¥36,676 |
水道、光熱費 | ¥9,272 |
食費 | ¥34,385 |
合計:¥80,333 |
「住居費、水道、光熱費、食費」平均額(2022年調べ)
日本の統計ができる政府統計ポータルサイト
e-Statによると、2022年の34歳以下の単身世帯の月の平均消費支出は158198円
1人暮らしの場合と比べて、リゾートバイトの場合、最低でも¥80,333は月に節約できます。
リゾートバイト地にはあまり出費する場所がない
赴任先によりますが、リゾートバイト先には基本誘惑が少ないです。
街に出て大きな買い物をしたり、毎日コンビニに寄って出費しない限りは、お金がたまりやすい環境です。
調べてみたところ、34歳以下で一人暮らしの場合、
月の支出平均額は¥158,198です。
リゾートバイト中に「寮費、光熱費、食費」を無料で抑えつつ、上手に節約できれば大幅に貯蓄が可能です。
参照:e-Stat 政府統計の総合窓口 家計調査 / 家計収支編 単身世帯 詳細結果表
リゾートバイト先は、仕事に集中できる環境ですし
お金が貯まりやすいんです!
頑張れば手取り20万円オーバーは余裕でもらえる
赴任先が閑散期でない限りは、手取り額で20万円オーバーは稼げるでしょう。
実際に、著者が繁忙期前に働いた際にも、手取り額で20万円をこえていました。
20代の年間平均手取り額は235万円、中央値は240万円です。
中央値の240万円を12ヶ月で割ると、月の収入は20万円。
つまり、20代の平均手取り額以上を稼ぐことも可能です。
参考:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)
調べたついでに紹介すると…
20代の、金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む) をみてみると、
「非保有が42.1%」でした。
つまり、全体の半分近くが貯蓄できていないようです。
人間関係を自由に構築できる
リゾートバイトは、基本的に2〜3ヶ月で期間が満了します。
延長しない限りは職場を離れることなるので、
もしも職場に合わない人がいたとしても、短期間のみの付き合いです。
何年も一緒の職場で働くことはないので、その部分は気持ちが楽ですよね。
短期間!と割り切って働けるのは、時には大きなメリットです
現場には、目的があって求人に応募している同じ派遣社員もいます。
仲良く頑張るもよし、目的のために黙々と働くもよしです。
全国どこでも旅するように働ける
リゾートバイトの求人は、日本各地にあります。
北海道から沖縄までが自分の勤務地なので、好きなタイミングで好きな場所へ応募できます。
見たことない場所へ、旅するように働けるのは、リゾートバイトの醍醐味ですね。
出会ったことがない価値観の持ち主と出会える
リゾートバイトには様々な年齢、職歴の人が集まっています。
毎日同じ場所、同じ職場で働いていると、出会えないような人に会えます。
常に出会いと別れの連続なので、人と関わるのが好きな人には刺激になりますね。
ちなみに、僕がリゾートバイトで出会った人たちにもいろんな方がいました。
変わった職歴を持っていたのはこんな人達
- 元自衛隊
- 元寿司職人
- 元霞ヶ関の職員
- 現役スタントマン
- 某大手企業の御曹司
- 元マグロ漁船の乗組員
- 東大卒で起業を目指す人
- 世界一周を目指すフリーター
どの方もすごく気になりせんか?笑
同じ職場にいたら一度でもお話ししてみたくなりますよね。
みんなバックグランドが違うので、刺激的ですよ。
リゾートバイトで磨かれたスキルはどこでも使える
リゾートバイトで得た知識やスキルはどこでも活かすことができます。
- 接客スキル
- フロント業務
- 英語でのインバウンド対応
- 洗い場での片付け作業
- 厨房での立ち回り方など…
個人の感覚ですが、リゾートバイトでは現場の経験が、次の職場でとても生きてきます。
ホテルでのリゾートバイトを何件も経験してきた先輩は、
そのままホテルスタッフとして正規雇用になったりしていました。
人生はサバイバルなので、できることは多い方がいいと個人的には思ってます。
著者のリゾートバイト体験談
著者の場合、リゾートバイトで得たスキルは、海外でも活かすことができました。
オーストラリアのとあるレストランで採用が決まった時です。
著者は、洗い場を担当したのですが、リゾートバイトで飲食の経験があったので、厨房での働き方をボスに褒めていたただけました。
大変だったけど、リゾバの経験があってよかった。と思いましたよ
リゾートバイトのメリット・デメリットのまとめ
リゾートバイトの、メリット・デメリットをまとめます。
\リゾートバイトのメリット&デメリット!/
メリットとデメリットをしっかり押さえて、リゾートバイトの参考にしてみてください。
もしも、リゾートバイトをするか迷っているなら?
もしリゾートバイトに行ってみようか悩んでいるのであれば、
まずは各派遣会社の求人を見て、雰囲気を感じてみてください。
気になった案件があれば、派遣会社に登録してみて、
スタッフさんからアドバイスをもらいましょう。
すぐに、仕事を決めなくともOKです。
複数の派遣会社に登録して、似たような案件を探すと良いです。(時給が違ったりもするので…)