【初心者向け】Wiseのマルチカレンシー口座とは?使い方・メリット・注意点を徹底解説

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Wiseマルチカレンシー口座、作り方や入金方法

Wiseを使い始めてみたけれど「マルチカレンシー口座」ってなんなんだろ?どうやって使うのが正解なの?

Wiseのマルチカレンシー口座って何?
使い方とかメリット・デメリットも知っておきたいな。

ボクホリ

Wiseのマルチカレンシーについて「使い方・メリット・注意点・活用方法」などを紹介します。

Wiseのマルチカレンシー口座では、

外貨の両替・資産の管理・海外送金からWiseデビットカードの支払いまで、

幅広い利用方法があります。

しかし。

「使い方がよくわからない!」そんな人も多いはずです。

記事では実際の使い方を詳しく解説し、注意点から活用方法までも紹介しています。

ぜひ記事を参考に、マルチカレンシー口座を使いこなしてください。

この記事でわかること
  • Wiseのマルチカレンシー口座とは?(できること、仕組み)
  • Wiseマルチカレンシー口座の評判(SNSより)
  • メリット・デメリット
  • マルチカレンシー口座の作り方・使い方(入金・両替・受け取り・送金方法)
  • おすすめの活用方法
  • マルチカレンシー口座に関してよくあるQ&A
この記事を書いた人
  • ワーホリ3年を経験
  • 海外生活6年を経験
  • オーストラリアで語学留学3ヶ月
  • ワーホリブロガー
  • ボクらのワーホリ運営者
ボクホリです
目次

Wiseのマルチカレンシー口座とは?

Wiseを使い始めたばかりの人であれば、 

マルチカレンシー口座のことをよく知らない人も多いですよね。

まずはマルチカレンシー口座の仕組みとできることを知りましょう。

>>>Wise公式

Wiseのマルチカレンシー口座でできること

Wiseの「マルチカレンシー口座」には、

複数の通貨を1つのアカウントで管理できる機能があります。

たとえば日本円(JPY)、米ドル(USD)、ユーロ(EUR)、ポンド(GBP)など、

50以上の通貨を切り替えて保有・両替・送金ができてしまうんです。

口座はそれぞれの通貨ごとに残高が分かれて表示され、

必要に応じて瞬時に他通貨へ両替したり、現地通貨での受け取りや支払いも可能です。

マルチカレンシー口座でできることをまとめると?

ざっとできることをまとめると以下のようになります。

できることのまとめ
  • 世界50通貨以上を保有・両替・送金できる
  • 23通貨では、現地の口座情報を取得できる
  • 送金や両替はいつでも・どこでも可能

Wiseのマルチカレンシー口座の仕組み

Wiseのマルチカレンシー口座を一言で言うと、

複数の通貨を1つのアカウントで管理できる口座。

仕組みもシンプルです。

マルチカレンシー口座は『口座』ですので、利用するにはお金を入金する必要があります。

\ 入金から口座への反映までの流れ /

日本円・外貨どちらをマルチカレンシー口座へチャージ(入金)するにせよ、

一度はWiseの指定口座へお金を入金する必要があります。

入金が確認されると、入金額がマルチカレンシー口座へ反映されます。

一般的な銀行口座とは違うので「維持手数料」などはかかりません。

Wiseのマルチカレンシー口座の評判

Wiseのマルチカレンシー口座を使っているユーザーからの評判を紹介します。

ユーザーの声で多かったのは、

「外貨へ両替するのが便利」といった声や「Wiseデビットカードに紐付いているから支払いに使える」

というものです。

マルチカレンシー口座&Wiseデビットカードが便利

マルチカレンシー口座に紐づいた、

Wiseデビットカードが便利であるとの評判が多かったです。

外貨の受け取りに使えて便利

海外在住者が現地の通貨(外貨)をマルチカレンシー口座で受け取りできるのが、便利との声も。

マルチカレンシー口座の使い方に戸惑う

一部ユーザーからは、マルチカレンシー口座の使い方や仕組みに、戸惑っているような口コミもありました。

Wiseのマルチカレンシー口座のメリット・デメリット

Wiseのマルチカレンシー口座のメリットとデメリットを挙げてみましょう。

利用の際の参考にしてみてください。

マルチカレンシー口座を使うメリット

メリットである部分は、Wiseのサービスと直結しています。

  • 銀行より有利な為替レート
  • 外貨のまま保持・使える
  • 複数の通貨で受け取りができる

マルチカレンシー口座があれば、銀行よりも有利な為替レートで日本円→外貨へ両替が可能。

口座の維持手数料なしで複数の外貨を保有できますし、

アプリを使えば世界中どこにいても送金・両替ができます。

例えばこんなことも可能

例を出すと、カナダへ留学中の人が留学期間を終えて、隣国アメリカへ旅行する場合でも通貨の両替が簡単です。

スマホアプリを使えば瞬時にカナダドルをアメリカドルへ両替できます。

よって、留学生だけではなく海外フリーランスやノマドの人にも便利ですね。

マルチカレンシー口座を使うデメリット

利用時のデメリットも知っておきましょう。

  • 一部通貨は出金や受取に制限がある
  • 銀行送金で受け取る場合の名義表記(違うと入金されない場合あり)
  • 使いこなすには予習・練習が必要

マルチカレンシー口座では世界50通貨以上に対応していますが、

一部の通貨では出金や受け取りに制限があります。

また入金時の操作を誤ってしまうと入金できないことも。

Wiseは便利でお得なサービスですが、

使いこなすには情報をしっかりと集めたり、少し練習が必要になります。

マルチカレンシー口座の作り方

マルチカレンシー口座の作り方を紹介します。

実際の操作画面のスクショを用意したので参考にしてみてください。

マルチカレンシー口座の作り方

Wiseのマルチカレンシー口座の作り方は簡単です。

まずはWiseの公式、またはアプリを開きましょう。

>>>Wise公式

\ 口座(残高)の作り方 /

STEP
アカウントのホームから作成

開くを選択しましょう。

Wiseマルチカレンシー口座チャージ
STEP
残高を開く

残高を開きます。

Wiseマルチカレンシー口座チャージ
STEP
開きたい通貨を選択

作りたい口座の通貨を選びましょう。

いくつかの通貨では口座情報を取得できる通貨もあります。

使い方はほぼ同じです。

STEP
開いた口座はホームで確認できる

口座を作るとアカウントのホームへ表示されます。

Wiseのマルチカレンシー口座の使い方

Wiseのマルチカレンシー口座を作成できたら、

使い方をマスターしましょう。

>>>Wise公式

ここでは以下の内容を紹介します。

  • 入金方法
  • 両替方法
  • 受け取り方
  • 口座からの送金方法
  • 出金(引き出し)方法

以下で詳しく解説するのでご覧ください。

Wiseのマルチカレンシー口座への「入金方法」

口座への入金には、

「銀行振り込み」か「デビットカード支払い」で可能です。

どちらの方法もメリット・デメリットがあります。

詳しくはチャージ(入金)方法解説した記事をご覧ください。

初回の入金では本人確認が必要

入金が初めての場合(初回送金)には、

手続きの中で本人確認をする必要があります。

本人確認を行うことで、次回の海外送金がスムーズに行えるようになりますよ。

Wiseのマルチカレンシー口座での「両替方法」

マルチカレンシー口座では、

管理しているすべての通貨をいつでも口座内で別の通貨へ両替できます。

以下に方法を記載します。

\ 口座内で通貨を両替する方法 /

STEP
開いた残高口座から両替を選ぶ
STEP
両替額を入力、両替に使う通貨を選択
STEP
両替を完了する
STEP
完了

取引の詳細を確認する方法

両替した際の、詳細情報を確認する方法は以下です。

STEP
取引の詳細を確認する場合
STEP
取引の詳細を確認

Wiseのマルチカレンシー口座への「受け取り方」

マルチカレンシー口座では、

別の銀行から送金されたお金を受け取ることができます。

>>>Wise公式

受け取るには送金元が、同じ通貨で送金をする必要があります。

例)米ドルを受け取りたい場合、送金してくれる人は米ドルを送金すること。

STEP
Wiseアカウント画面で、作成した残高口座を確認

外貨資金の受け取りには、外貨の口座情報が必要。

Wiseで外貨の口座情報を入手できる通貨は決まっています。

2025年時点で23通貨です。

当記事「マルチカレンシー口座の作り方」の項目の方法で作成しましょう。

外貨の口座情報を入手できる通貨一覧
通貨取得可能な口座情報
日本円SWIFT/BIC、IBAN
英ポンドSWIFT/BIC、IBAN、ソートコード、口座番号
ユーロSWIFT/BIC、IBAN
米ドルルーティングナンバー、SWIFT/BIC、口座番号、口座種別
アラブ首長国連邦・ディルハムSWIFT/BIC、IBAN
オーストラリア・ドルSWIFT/BIC、口座番号、BSBコード
ブルガリア・レフSWIFT/BIC、IBAN
カナダ・ドルSWIFT/BIC、口座番号、銀行番号
スイス・フランSWIFT/BIC、IBAN
中国人民元SWIFT/BIC、IBAN
チェコ・コルナSWIFT/BIC、IBAN
デンマーク・クローネSWIFT/BIC、IBAN
香港ドルSWIFT/BIC、IBAN
ハンガリー・フォリントSWIFT/BIC、IBAN、口座番号
イスラエル・シェケルSWIFT/BIC、IBAN
ノルウェー・クローネSWIFT/BIC、IBAN
ニュージーランド・ドルSWIFT/BIC、口座番号
ポーランド・ズウォティSWIFT/BIC、IBAN
スウェーデン・クローナSWIFT/BIC、IBAN
シンガポール・ドル銀行名、銀行コード、口座番号
トルコ・リラIBAN
ウガンダ・シリングSWIFT/BIC、IBAN
南アフリカ・ランドSWIFT/BIC、IBAN
STEP
口座情報を確認

画像ではオーストラリアドルの口座情報です。

口座情報は送金元の人へ伝えます。

伝えた情報の口座へ、送金元の人は送金を行うことになります。

STEP
口座情報証明書

送金側が必要なった場合は、口座情報証明書を発行可能です。

STEP
送金をリクエストした場合

あなたがいくら受け取るのかリクエストしましょう。

STEP
リクエストリンク

リクエストリンクを作成したら、送金する側へ情報を共有できます。

またリンクを開くと、共有される情報を確認できます。

STEP
リクエストリンクを開いた場合

リクエストリンクを開いた場合の表示内容です。

STEP
銀行振込をクリックした場合

Wiseのマルチカレンシー口座からの「送金方法」

Wiseのマルチカレンシー口座から送金する場合、

いくつかのパターンがあります。

以下の「送金のパターン」と「受取人(送金先)のパーン」によって、

操作方法は変わります。

流れは『通貨を選ぶ、受取人を選ぶ、金額を設定、内容を確認、送金』となります。

送金のパターン

送金のパターンは以下が挙げられます。

  • マルチカレンシー口座の日本円を日本の銀行口座へ送金
  • マルチカレンシー口座の日本円を海外の銀行口座へ送金(手続きで外貨への両替も行う)
  • マルチカレンシー口座の外貨を日本の銀行へ送金(手続きで日本円への両替も行う)
  • マルチカレンシー口座の外貨を海外の銀行口座へ送金(同じ外貨または別の外貨)

受取人のパターン

次は受取人(送金先)のパターンです。

  • 日本の自分の口座
  • 海外の自分の口座
  • その他の日本の口座
  • その他の海外の口座

Wiseのマルチカレンシー口座からの「出金方法」

Wiseのマルチカレンシー口座から出金する場合、

いくつか方法があります。

  • WiseデビットカードでATMから通貨を引き出す
  • 別の銀行口座へ入金(送金)し、連携しているデビットカードで引き出す

Wiseには便利なデビットカードがあります。

マルチカレンシー口座と紐付いているため、

支払いやATMでの引き出しで使うと、マルチカレンシー口座から引き落としされます。

海外でもATMから現地の通貨を出金できるので大変便利です。

マルチカレンシー口座のおすすめ活用方法

おすすめの活用方法は2つです。

  • Wiseデビットカードを発行する
  • 「お財布機能」を活用する

以下で解説します。

Wiseデビットカードを発行する

すでに触れましたが、Wiseでは専用のデビットカードを発行できます。

Wiseデビットカードはマルチカレンシー口座へひも付いているため、

支払いに使うと引き落とし先はこの口座となります。

便利なのは支払時に、自動で支払い国の通貨から引き落とされること。

Wiseデビットカードを使った際の支払い例

マルチカレンシー口座へ「日本円・アメリカドル」2つの通貨が入金された状態で、

アメリカで支払いに使った場合。

自動でアメリカドルから引き落とされる。

さらに、万が一アメリカドルが不足すると日本円から両替されて支払われる。

「お財布機能」を活用する

マルチカレンシー口座の中には「お財布機能」があります。

お財布機能は月々の貯蓄に利用できます。

海外生活中の出費に備えたり、別の通貨で送金する際の蓄えにも使えます。

私の場合、海外生活中に残ったお小遣いを少しずつお財布機能を使ってためていました。

日常使いでは現地の銀行口座を使いましたが、

口座をわけて使えるのは結構便利でしたよ。

海外でWiseアカウントを作ると利息付きファンドも使える

海外ユーザー限定ですが、

このお財布機能の上位版として「利息付きファンド」として投資ができるそうです。

参照:お財布機能の使い方について

マルチカレンシー口座に関してよくあるQ&A

Wiseのマルチカレンシー口座に関して、よくあるQ&Aをまとめました。

口座の維持手数料は?

マルチカレンシー口座の維持は『無料』です。手数料はかかりません。

日本円も入れられる?

マルチカレンシー口座では日本円も管理可能。

口座内に日本円を入れておくことができます。

いくらまで保有できる?

マルチカレンシー口座で保有できるお金は、100万円相当額までです。

すべての通貨で合わせて100万円相当以上になると、口座が使えなくなります。

幾つの通貨を持てる?

世界50通貨以上の外貨を持つことができます。

保有できない通貨は?

一部の通貨では居住者でなければ保有ができないものがあります。

詳しくは公式の「Wiseアカウントでチャージ、保有、受け取りができる通貨について」を参照しましょう。

海外口座の番号を持てる?

Wiseでは23通貨(2025年時点)で海外口座の情報を取得できます。

海外口座の情報を取得できると、自分の口座のように資金の受け取りなどに使えます。

外貨の口座情報を入手できる通貨一覧
通貨取得可能な口座情報
日本円SWIFT/BIC、IBAN
英ポンドSWIFT/BIC、IBAN、ソートコード、口座番号
ユーロSWIFT/BIC、IBAN
米ドルルーティングナンバー、SWIFT/BIC、口座番号、口座種別
アラブ首長国連邦・ディルハムSWIFT/BIC、IBAN
オーストラリア・ドルSWIFT/BIC、口座番号、BSBコード
ブルガリア・レフSWIFT/BIC、IBAN
カナダ・ドルSWIFT/BIC、口座番号、銀行番号
スイス・フランSWIFT/BIC、IBAN
中国人民元SWIFT/BIC、IBAN
チェコ・コルナSWIFT/BIC、IBAN
デンマーク・クローネSWIFT/BIC、IBAN
香港ドルSWIFT/BIC、IBAN
ハンガリー・フォリントSWIFT/BIC、IBAN、口座番号
イスラエル・シェケルSWIFT/BIC、IBAN
ノルウェー・クローネSWIFT/BIC、IBAN
ニュージーランド・ドルSWIFT/BIC、口座番号
ポーランド・ズウォティSWIFT/BIC、IBAN
スウェーデン・クローナSWIFT/BIC、IBAN
シンガポール・ドル銀行名、銀行コード、口座番号
トルコ・リラIBAN
ウガンダ・シリングSWIFT/BIC、IBAN
南アフリカ・ランドSWIFT/BIC、IBAN
外貨へ両替できる?

マルチカレンシー口座内で、いつでも外貨へ両替できます。

ポイントはつく?

口座を維持していてもポイントはつきません。

Wiseデビットカードを使う場合も同じです。

Wiseのマルチカレンシー口座に関してまとめ

Wiseのマルチカレンシー口座について、

使い方・仕組み・メリット&デメリットなどを解説しました。

Wiseを使う上では欠かせないマルチカレンシー口座ですが、

機能や仕組みを理解することで、さらにWiseを使いこなすことができます。

当記事を参考にしてぜひ実際に使ってみてください。

Wiseの登録と本人確認は早めに済ませよう!

Wiseを使うには、アカウント登録を済ませ、本人確認を行う必要があります。

>>>Wise公式

しかし。

本人確認には書類(マイナンバーカードなど)が必要になりますし、

完了まで少し時間がかかるケースも…

利用前に焦ってしまわないよう早めに済ませましょう。

\マルチカレンシー口座を使う/

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Wiseマルチカレンシー口座、作り方や入金方法

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