
日本にある銀行口座から、海外の口座へ資金を移したい。
Wiseを使って送金するにはどうすればいい?

海外に済んでいるんだけど、Wiseで日本の資金を海外へ送金する方法が知りたい。

Wiseを使って日本の口座から、海外口座へ資金を移す方法を紹介します。
日本にある資金を海外の口座へ移したい。
そんな方むけに海外在住の著者が、
日本のネットバンクとWiseを使って資金を移動させた方法を紹介します。
手順、必要なもの、実際にかかった時間や感想をまとめました。
- 海外在住者(非居住者)がWiseを使って日本口座から海外口座へ送金する方法
- 送金の流れと実際の手順
- 著者が送金してみた感想
\海外でもかんたんに送金!/
日本口座から海外口座への送金もWiseを使えば超簡単。
非居住者がWiseを使って日本から海外へ送金するには?
非居住者(海外在住者)が、Wiseを使って日本から海外へ送金するには、いくつかの条件があります。
- 日本の銀行口座を維持している
- 維持している日本口座がネットバンキング対応
- 維持している日本口座が海外からもアクセスして使える
- Wiseへの登録・本人確認・初回送金が済んでいる
以上の4つをクリアしていなければ、
非居住者はWiseを使った海外送金で日本から海外へお金を移すことはできません。
海外でも日本の銀行口座を維持している
非居住者(海外在住者)が、
Wiseを使って日本から海外へ送金するには日本の銀行を維持している必要があります。
海外在住者の場合、
多くの方は「海外転出届」を役所に提出されていますよね。
実は、海外転出する利用者へは多くの日本の銀行が口座の解約を勧めています。
理由は、日本の銀行口座は日本居住者へのサービスだからです。
しかし。
一部の銀行では非居住者向けのサービスも提供しています。
さらに、解約せずとも海外からそのまま使うことができるケースも。
現在、アクティブな日本口座を持っている人は送金できます。
維持している日本口座がネットバンキング対応
非居住者がお金を送金する場合、
日本で維持している銀行口座がネットバンキング対応である必要があります。
Wiseの送金の仕組み上、一度Wise指定口座への入金が不可欠です。
指定口座への入金は、ネットバンキングで行うので対応していなければいけません。
維持している日本口座が海外からもアクセスして使える
日本で維持している銀行口座へ、海外からでもアクセスできる必要があります。
セキュリティの関係で、海外から日本口座の情報へアクセスができない場合はよくあります。
アクセスできないと送金の手続きをすることはできないので注意が必要です。
Wiseへの登録・本人確認・初回送金が済んでいる
送金前にWiseへの登録・本人確認・初回送金が済んでいる必要があります。
日本でWiseアカウントを作成した場合、
マイナンバーカードによる本人確認が必要です。
海外転出届を出すとマイナンバーカードは返納しなければいけないので注意。
もしも海外でWiseアカウントを作成した人も、初回送金・本人確認を済ませておきましょう。
海外在住者がWiseで日本口座から海外口座へ送金する場合の流れ
海外在住者が、Wiseで日本口座から海外口座へ送金する場合の流れは以下です。
\ 送金の流れは以下です /

日本のネットバンクのアプリか、ブラウザ操作にて、Wiseの口座へ資金の振り込みを行う。
つまり、ネットバンキング振り込み。
非居住者がWiseを使って日本から海外へ送金する手順
著者が実際に行なってみた送金の手順を紹介します。
お使いの日本のネットバンクによって、
操作や手順が変わる可能性があるのでご注意ください。
Wiseを使った送金の手順
事前にWiseのアカウント登録を済ませておきましょう。
銀行から送金するを選択。
すでに、Wiseのマルチカレンシー口座に、日本円がある場合は海外口座へ送金も可能。

操作は①〜⑤の番号順に行います。
- 海外送金を選択
- 送金する通貨を選択(日本円)
- 送金したい金額を入力
- 受け取りたい通貨を選択
- 続行で、次の操作へ
「銀行振込手数料」をクリックすると、入金方法による手数料の違いを確認できます。
- 銀行振込で入金すると、手数料は安い。
- デビットカードで入金すると、手数料がかかるが早く着金する。

初めて送金する場合は「新しい受取人」。
すでに、海外にある自分の口座が登録済の方は、自分の海外口座を選択。
海外の自分の口座へ向けて送金するので、ここで記入するのは「自分の海外口座の情報」です。

「新しい受取人」を選んだ場合は、自分を選択。

自分の海外口座の情報を入力。
名前、必要コード(開設した国で違う)、口座番号など。
Wiseの送金で一番多いトラブルは、口座番号や名前の間違えです。

ここは間違えないように、何度もチェックしましょう!

送金の理由を選択します。「貯蓄や生活費」が無難でしょう。

私はいつも「貯蓄」にしています。

送金金額、受け取り口座情報を確認しましょう。
口座情報が間違っていないかダブルチェックを!


自分のネットバンキングから送金するので「はい」を選択。

オンラインバンキングを選択しましょう。

Wiseの日本口座は変更になることもあるようです。

Wise指定の日本口座へ入金しましょう。
入金先の支店番号、口座番号、口座種別などに間違えがないように注意です。
Wiseの日本口座へ入金すると、Wiseが入金確認を行います。
入金が確認されると、海外のWise口座へ情報が伝えられ、あなたの海外口座へ入金した金額が送金されます。

詳細を確認してみましょう。
現在のお金の動きがわかります。

送金手続きは以上です。着金まで待ちましょう。
送金から着金にかかった時間
今回、送金から着金にかかった時間は、6時間ほどでした。
送金完了の知らせは手続きから3時間後に来ていたので、
銀行側の処理に若干の時間がかかったようです。
しかし。
日本の銀行を使って海外送金した場合、早くとも3日はかかってしまいます。

当日中に全てが完了したので満足でした。
Wiseの送金手続きが完了

楽天銀行の振り込み依頼完了
Wiseでの入金確認が完了

Wiseから送金が完了

海外口座へ着金を確認
Wiseの海外送金を素早く完了するコツ
Wiseの海外送金はほとんどの場合、即座に完了します。
着金に時間がかかる理由は「銀行側の処理に時間がかかるため」です。
送金を素早く完了するコツは、
- 土日祝日を避けて送金する
- 銀行の営業時間内に送金する
- 資金の入金はデビットカードで行う
- 本人確認・初回送金は先に済ませておく
などです。
お金をすぐに動かすことができれば、心配も減ります。
ぜひ実践してみてください。
Wiseを海外から操作・送金してみた感想

今回、Wiseを海外から操作して送金してみました。
感想としては『思っていたよりも簡単にお金を動かせたな』といったところです。
海外で生活していると、思いがけず資金が必要になることがあります。
- パンデミックなどで収入が激減する
- 事故などで大きな出費が増える
- 進学のために資金が必要になる
- 突然の解雇を言い渡される
など、日本の資金が必要になります。
そんな時に日本のネットバンクが海外でも使えるなら、
Wiseを使って気軽に資金を移動できるので安心ですね。
Wiseでネットバンクを使い日本から海外へ送金した方法まとめ
Wiseでネットバンクを使い、日本から海外へ送金した方法をまとめました。
海外在住者の方で、Wiseを使って日本の資金を動かす参考になれると嬉しいです。
要点を以下にまとめます。
- Wiseの登録・本人確認・初回送金は事前に済ませておく
- 海外でも利用できる日本のネットバンクがあれば送金は簡単
- 当日中に資金の移動が可能である(状況による)
日本でWiseに登録していない。もしくは、本人確認せずに海外へ来てしまった。
そんな人は海外でアカウントを作成することも可能です。
現地の本人確認書類さえ提出できれば、
アカウント登録から送金の準備までは簡単なのでぜひ使ってみてください。